2017年06月19日

ひらめきは執念から生まれる


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【ひらめきは執念から生まれる】を紹介致します。





【ひらめきは執念から生まれる】


今日はチキンラーメンに関する発明をお伝えしたいと思います。


チキンラーメンは、日清食品の創業者である安藤百福氏が発明した商品で1958年8月25日に発売され、今も愛され続ける大ヒット商品です。


そのヒット商品が生まれたのには、以下の背景がありました。


終戦後のまだ日本が食糧難だった頃、大阪駅周辺の闇市で寒空の中、1杯のラーメンを食べるために並んで待つ人の行列がありました。


この行列を見た安藤氏は、日本人の麺類好きを確信し、そこに大きな需要が隠されていると考えました。


その需要に答えるべく、考えたのが、「お湯があれば家庭ですぐ食べられるラーメン」というコンセプトの商品でした。


それまでラーメンを作ったことのない安藤氏でしたが、1日平均4時間という短い睡眠時間で丸1年間、たった一人で1日の休みもなく研究を続けました。


研究の中でも最も高かった壁は、麺の長期保存を可能にすることと、お湯を注ぐと直ぐに食べれるようにすることだったそうです。


味付けをした麺の長期保存方法が見つからず困り果てていたある日、奥様が夕食の天ぷらを揚げている姿を見た安藤氏はひらめきました。


「天ぷら衣を熱い油に入れると、水分が蒸発し衣にたくさんの穴ができる。麺も同じようになるでは?」というひらめきです。


その後、早速、麺を油で揚げると天ぷら衣と同じように穴ができることが確認出来ました。


さらに、揚げた麺にお湯を注ぐと穴からお湯が麺全体にゆきわたり、もとの状態に戻ることも分かりました。


この麺を油で揚げて乾燥させる「瞬間油熱乾燥法」という方法がチキンラーメンの発明です。


お湯を注ぐとたった2分で食べられるチキンラーメンは、当時の常識では考えられない食品だったため「魔法のラーメン」と呼ばれました。


安藤氏は、チキンラーメンだけでなく、海外でもインスタントラーメンが受け入れられるように更なる発明をしました。


それが、世界80ヵ国以上で累計400億食販売された「カップヌードル」です。


カップヌードルにも発明がたくさんあるのですが、これも説明すると長くなりすぎるので、また別の機会にお伝えしたいと思います。


最後に、発明記念館の展示室で私が目に留まった安藤氏の語録を紹介したいと思います。


「ひらめきは執念から生まれる」


安藤氏には、執念があったからこそ、麺作りの素人だったにもかかわらずチキンラーメンなどの大発明品を世の中に送り出せたんでしょうね。


まだ、インスタントラーメン発明記念館に行かれたことのない方は、一度、足を運んでみてください。新しい発見があると思います!





※日清食品の創業者、安藤百福氏のことは、存じ上げていましたが、これほどの詳細な『即席麺誕生ストーリー』は、初めて知りました。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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