2017年10月05日

七宝について


今日は、実家の部屋を片付けていたら出てきた、松坂屋の貴金属売場作成の冊子『七宝焼の栞』の中の【七宝について】を紹介致します。





その昔、灼熱のエジプトを旅する隊商が金属と硝子の融合体(七宝の原型)を発見しました。我が国に於いては、聖武天皇の時代に渡来いたしておりますが、江戸初期の平田道仁、江戸末期の梶常吉により近代七宝の足掛かりを得ました。

その后幾多の研究、改善を重ねまして、今日の精巧華麗な七宝工芸品を見る事が出来たのです。その華麗な色彩と精巧な技法は諸外国の追随を許さず、今日、日本を代表する美術工芸品として広く名声を博しております。

名称の由来は、その気品に満ちた美麗な色彩が、仏典に謂う「七種」の宝物(金、銀、ルリ、サンゴ、メノー、マイエ、真珠)の光彩を合せ備えている如くであると云うところから、この名称が生まれました。





※どれだけ時間軸が流れても、朽ち果てることなく輝き続けるのが、こうした美術・工芸品だったり、それを扱い、観て楽しむ『人間の美しい心』だったりすると、思います。



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