2018年11月12日

800円のリンゴ!なぜ完売?!


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【800円のリンゴ!なぜ完売?!】を紹介致します。





【800円のリンゴ!なぜ完売?!】


日経産業新聞の「行動経済学を学ぼう」のコーナーから。

約20年前。青森産のりんご価格が急騰した。
当時りんご1個が80円ぐらい。当然、消費者は買い控える。
ところが800円の青森産のりんごがあっという間に売り切れた。

何故か?

ここに価格上昇と公正さというキーワードがある。
1個800円のりんごが完売となったのは、りんご農家の苦悩の叫びにある。

「このままでは翌年のりんごの作付けが不可能になる。来年は青森からりんごが消えてしまいます。私たちを助けてください」

この年は台風で収穫前のりんごの多くが木から落ちてしまった。
苦境に陥ったりんご農家は、残ったりんごを高値で売ることで翌年の作付けを可能にしようとした。

この言葉を受けて日本中の消費者から注文が殺到した。
台風の被害に遭ったりんご農家も、10倍の価格で購入した消費者も誰も儲けていない。

1個800円のりんごは確かに割高。
でも購入した理由は行動経済学における公正さの基本ルールにある。
「他人を犠牲にして自己の利益を追求することは容認できない」
りんご農家が自分の利益を確保するために価格を10倍にしたのであれば消費者は決して購入しないだろう。青森県以外にりんごを通常価格で売る地域は存在するから。

それでも青森産のりんごは売れた。
消費者が価格上昇の理由の公正さを認識したから購入した。
公正であれば経済的な考え方が価格一辺倒から変化する。

ビジネスの根幹は消費者の満足にあるということ。
企業と消費者の双方が納得する公正さがなければビジネスは永続しない。
消費者は公正さを感じれば、通常より10倍高くてもりんごを買い求める。
我々はこの事実を忘れてはならない。

以上が記事の抜粋です。

なるほどと思うところもあり、ん〜と思うところもあります。
公正であれば価格上昇の納得感はあるとしても、だからといって購買までに行動が繋がるかというと私には疑問があるなあと思って読んでいました。

庶民的な感覚からすると「価格が上がるのは仕方がないね」で終わって、「でも高いから自分には買えないな」となってしまうのでは。

ただ、現実には事情を察して支援という観点からりんご農家を支えたという事実があり、この点は日本人の助け合い、お互い様という心の動きがあったのではないかなと。

『台風の被害に遭ったりんご農家も、10倍の価格で購入した消費者も誰も儲けていない』

私はこの部分に最も心を打たれました。





※皆様は、どうお考えになりますか?

このリンゴを食べて「美味しい」を求める以上の「農家の方々の力になろう」が、とてつもなく大きかったので、その気持ちの結集が、このミラクルを生んだと思います。

クラウドファンディングが、こうした考え方に近いのかなとも、思いました。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



この記事へのコメント
ボランティアや援助は、
自分の出来る範囲で
やり続けるところが
大切だと思います。
Posted by クラケント at 2018年11月12日 12:26
クラケント様

訪問、ありがとうございます。

ボランティアや援助は、自分が満たされている程度により、出来る事だと思っております。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞ー at 2018年11月15日 21:43
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