2019年01月14日

あえて小型化しなかったビデオカメラ


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【あえて小型化しなかったビデオカメラ】を紹介致します。





【あえて小型化しなかったビデオカメラ】


日本では家庭用ビデオカメラは進化し続けており、高機能はもちろんのこと小型軽量のものが好まれます。

これに対し、高級感を出すためにあえて大型化してヒットしたビデオカメラがあります。

そのカメラとは、パナソニックが2012年にインドで発売した結婚式専用のビデオカメラです。

インドでは、結婚式が長く1週間連続で行われることが少なくなく、参加者も昼夜を問わず音楽に合わせて踊るといったド派手な結婚式が多いとされています。

インドでは結婚式に生涯所得の3割をつぎ込むという統計があります。

日本でももちろん晴れ舞台ですが、上記統計からして、インドでは、日本以上の一大イベントではないかと思います。

そのような晴れ舞台の結婚式ですから当然のようにビデオカメラで撮影し、編集してDVDなどに記録して残します。

せっかくの晴れ舞台のDVD、もちろん素人の撮影ではなく、プロのカメラマンに依頼して撮影します。

結婚式で活躍するプロカメラマンが少なくないことから、パナソニックでは結婚式専用のプロ向けのカメラ開発を行うことにしました。

それまでにも現地でプロ向けの肩乗せビデオカメラは販売されていたのですが、シェアの拡大に伸び悩んでいました。

そこで、新型のビデオカメラを開発すべく、開発部隊がインドを訪れ、実際の結婚式を見学し、新郎新婦やカメラマンからヒアリングを行いました。

その結果、圧倒的多かったのが「もっと格好の良いデザインに」という声でした。

そこで、レンズやマイクを存在感が増すデザインにし、本体の大きさも2〜3割増しにしました。

インドでは日本製の信頼性が高いため、「メイド・イン・ジャパン」「パナソニック」のロゴを大きく目立つようにしました。

また、結婚式は夜間に屋外で行われることが多いため、花嫁が着る色鮮やかな衣装が映えるように撮影機能を強化。

このように、結婚式専用のプロ向けのビデオカメラを発売したところ、従来3割程度だったシェアを約6割まで伸ばすことに成功しました。

インドでは人口の約半分にあたる6億人が「結婚予備軍」とされており、パナソニックでは、これを商機ととらえて、ドローンを使った撮影などのウエディング関連事業の強化に乗り出しているとのこと。

このウエディング関連事業もヒットしていけば、インド以外の国(もちろん日本も)への展開のヒントにもなるかもしれないですね。





※如何でしたでしょうか!?

まず、インドの結婚式に関する慣習に、驚きました。

全ての分野において、小型化というのは、通用しないかも、しれないですね。



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