2019年09月01日

『夏の虫は氷を疑う』


今日は、和菓子屋〔長岡京 小倉山荘〕の‘わたしたち’という冊子(令和元年7月 第1巻第3号 通巻3号)より【『夏の虫は氷を疑う』】を紹介致します。





『夏の虫は氷を疑う』


表題の諺は、元来荘子の言葉です。長く生きられない夏の虫は冬を知らないため、氷の存在を信じないという話から見識が狭いことを意味する諺となりました。

夏の虫に喩えなくても、それはわたしたちの姿そのものです。人間の一生など、数十億年もの地球の歴史から見れば、ほんの一瞬、わたしたちにも知らないことが星の数ほどあります。つぎの季節はおろか、明日何が起きるのか知らず、同じ人間同士でも、互いに何を考えているのかよく分かりません。

そんなわたしたちに取り柄があるとすれば、それは想像力を備えていることです。知らないから、分からないからと心を閉ざすのではなく、イマジネーションの翼を広げる。相手が何に苦しみ、何を欲しているのかを想像し、痛みを癒してあげようと思いやることがわたしたちにはできます。

人間の一生は、確かに短いかもしれません。しかし、人の想像力に決して果てはありません。

報恩感謝
主人 山本雄吉





※今年のお盆のお中元とお供え物にと、買いに行ったお店に置いてあった冊子の中の、一つの文章でした。

書かれている通りと、納得しました。イマジネーションの翼を広げることを、推し量っていきたいと思います。

今日から9月。夏の虫たちとも、お別れです。

素晴らしい9月に、していきましょう。



上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。