2019年10月09日

中小企業×デザイナが生み出したカラーペン


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【中小企業×デザイナが生み出したカラーペン】を紹介致します。





【中小企業×デザイナが生み出したカラーペン】


店舗の窓やガラスなどにカラーペンを使って装飾することがあります。

常に同じ装飾ならともかく、ハロウィン、クリスマス、お正月など、イベントに応じたイラストを書き換えるといったことがあります。

従来、このようなイラストを消す場合は溶剤や器具などを使って消す必要があり、時間もかかって面倒な作業でした。

この面倒な作業を無くすことに成功したヒット商品があります。

その商品とは、東京都大田区にある太洋塗料株式会社という塗料メーカーのマスキングカラーという商品です。

同社は、昭和26年に創業し、塗料メーカーとして活躍してきました。

建築用塗料を主力としつつ、工業用塗料と路面用塗料の3つの柱を持っています。

工業用塗料の商品の中で、水系ストリッパブルという商品があり、この商品が新たなヒット商品を生むきっかけになりました。

水系ストリッパブルという商品は、業務用の傷つき防止用の塗料で、車の製造後、搬出などでバンパーが傷つかないように保護するために一時的に塗る塗料です。

バンパーに塗った後、搬出作業を終えた後に簡単にはがせるというのが大きな特徴です。

水系ストリッパブルは、このように業務用の傷つき防止用の塗料として20年以上も活用してきましたが、この用途を変えるきっかけがありました。

そのきっかけとは、中小企業とデザイナとの協働を目的とした「東京ビジネスデザインアワード」というコンテストでした。

そこで、同社はデザイナの小関隆一氏と出会い、はがせる塗料の新たな用途にたどり着くことができました。

その用途とは、小関氏が提案する「マスキングカラー」という商品。

ショーウインドーや看板に描いた文字が乾いたら綺麗にはがせるような不思議なペン。

研究の結果、塗料の成分には水系ストリッパブルから変更は特段必要はありませんでしたが、容器には工夫が必要です。

そこで、チューブに塗料を入れて押し出して使うマーカーペンのような形状の容器にしました。

従来のように溶剤や器具を使うと傷がついたりすることもありました。

が、マスキングカラーは傷をつける心配がなく、マーカーペンのように手軽に楽しめる点が受けて好評を博し、ヒット商品となりました。

とても面白い商品なので、商品サイトもぜひご覧ください。

http://www.maskingcolor.com/product/

マスキングカラーは、用途を変えることで、新たな可能性が広がった成功事例ですが、同じような可能性を秘めた商品はまだまだあると思います。





※今、現存している商品の見方を変える事で、素晴らしいヒット商品が、新たに生まれるきっかけは、あります。

『当たり前に不便な物事』を‘もしこうなったら’を柔軟に考えた時、そういうチャンスが巡ってきますね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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