2019年11月15日

田舎の中小企業の「新卒採用で応募者が数百人」

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【田舎の中小企業の「新卒採用で応募者が数百人」】を紹介致します。





長野県の駒ケ岳近くにある、最寄りの道路は農道だけという会社があります。

都会の会社に比べて交通の便はよくありません。

行っているビジネスも、ITや広告といった若者向けのものではありません。

三菱商事や住友商事のような大手の商社のような、派手な仕事をしているわけではありません。

この会社が作っているのは、寒天です。

もしかすると、あなたもこの会社のことを知っているかもしれません。

伊那食品工業さんという企業です。

伊那食品さんには、採用を行うには不利な立地にも関わらず、毎年、数百人の新卒応募が集まります。


国立大学卒など、高学歴の学生も応募してきます。

なぜでしょうか?

答えはシンプルで、「とてもいい会社だから」です。

業績はもちろんですが、それ以上に企業風土、社員の方の姿勢が素敵です。

勉強会で、私も伊那食品さんを見学させていただいたことがあります。

抽象的な言い方ですが、お話をしてくださった社員の方が新人の方も、ベテランの方も、キラキラしていたのが印象的でした。

伊那食品さんは、ベストセラーになった「日本で一番大切にしたい会社」にも掲載されている企業です。

「いい会社」ということは世間に「知られて」います。

だからからこそ、新卒者がどんどん集まってくるのです。

「いい会社を作る」×「それを伝える」

この組み合わせが、これからの人事戦略には大切なのかもしれませんね。





※長野県の伊那食品工業さんは、既にご存知の方も、多いと思います。

仕事に、やりがいがあって、キラキラ生き生きしている人ばかりの組織が、人気の企業になるわけですね。

この文章を読んで改めて、実感しました。

本日も、ありがとうございました。



Posted by makishing at 06:37│Comments(0)
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