2019年11月24日

たった1本の線で子供に「節度」を教える方法


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【たった1本の線で子供に「節度」を教える方法】を紹介致します。





【たった1本の線で子供に「節度」を教える方法】


いつもの致知出版のメルマガから。
伝説の小学校教師の平先生の著書『子どもたちが身を乗り出して聞く道徳の話』(致知出版)の一節から。

子供の頃がいっぱいいたずらや失敗して怒鳴られて育った世代には目から鱗のお話です。
これは怒られたからしてはいけない、怒られないからしてもいいという感覚ではなく、怒られるという基準ではなく、自分できちんとしてもいいこと、しなくてはいけないことを考えることを教えるということ。これが本当の意味で躾が身に付くということなのだと思いました。
難しい話でもなく、易しい例えなので心に残りやすいものだとも思いました。

では、平先生のお話をどうぞ。

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突然ですが、あなたは次の言葉を、どのように子どもに説明しますか?
・自信
・勇気
・素直
・友情
・感謝
・成功
・独立
・命の尊重
教師歴32年、問題を抱えた子どもたちを次々と立ち直らせてきた伝説の小学校教師・平光雄先生は、紙芝居やイラストなど、ユニークな手法を駆使してこれらの言葉を見事に説明します。
さて、平先生は「自律」という、大人に対しても説明の難しい言葉を、どのように子どもたちに説明
するのでしょうか?

………………………………………………

もう何年も前から言われていることだが「自分のやりたいことはなんでもじゃんじゃんやっちゃえ」というような、「自主性尊重」のはき違えによって、学校でも社会でも「節度」がない子が増えている。
レストランや公共施設、地下鉄などで騒ぎ回る子は数多いるし、近くにいる親もそれを咎めないで、
むしろほほえましく?見ている、という場面もよく見られる。
子どもたちも、「悪気」がある場合ばかりではなく、まさに屈託なく節度ない言動を繰り返す。
自分の中に行動基準がないのだ。
「子どもを怒鳴る」という親や教師の行動への賛否が問われることがある。
昨今は「怒鳴る」ということは、教育法として評判が悪いようだが、価値としては中位だろう。
怒鳴った結果、子どもの中に価値基準が内面化されたかどうかだけが問題で、表面的な「怒鳴る」も「優しく諭す」も同列、手段の違いで優劣はないものだ。
しかし、いずれにせよ子どもに自ら節度を保てるように指導するのは一朝一夕にはいかない大事業だ。
根気のいる指導なのだ。
そこでイメージの力を借りる。

■ 紙芝居「自分で線を引け」 ■
何回叱られても、人に迷惑ばかりかけてしまう子がいるよね。
叱られないときちんとやれない子もいる。
そういう子に足らないのは、これです。

「──────────」

  (絵を描いて見せる)

そういう子は「自分で線を引く」ということができないんだ。
この辺まではいい。ここからはアウトというのが自分で線引きができない。
だからいつも誰かほかの人に引いてもらって、ガツンと言われなきゃはみ出てしまう。
世の中に、線は引かれていないけど、いろんなことに出てはいけない線はあるよね。
たとえば、「授業中に変な音を立てる」「地下鉄で暴れる」「レストランで騒ぐ」
……などなど、全部「一線」を越えているよね。
しかし、これも自分で線が引けない人がいるということなんだ。
小さい子は仕方ない。
そこで叱られてだんだん自分で、こういうときはこの辺が線なんだなと学んでいる最中だから。
でも、高学年になってもそれじゃ、幼児と変わらないってことだよね。
自分の言動については、「自分で線を引ける」のが高学年です。
そして、それが「自律」ということです。

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この話をした後は、折に触れ、子どもの言動に対し、「今のは線ギリギリだぞ」とか「おい、今のは線越えてないか?」というだけで「自律」への意識を強化していけるとともに、言動の「線」について、集団でのコンセンサスを図っていくことも可能となる。
もちろん家庭でも同様であろう。





※‘子供でも、よく解る表現’は、大人が頻繁に使う重要な言葉には、必要だと思います。

目から鱗でした。最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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