2020年04月13日
いよいよビジネスも「右脳」の時代!!
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【いよいよビジネスも「右脳」の時代!!】を紹介致します。
皆さんは、仕事やビジネスにおいて重要な判断をする時、何を基準にしていますか。
データや情報、分析結果やロジック・・・という方が多いのではないかと思います。
ところが。早稲田大学ビジネススクール教授で、元ボストンコンサルティンググループの日本代表を務めた内田和成氏は「優れたビジネスパーソンは、勘で仕事をする」と言います。
そんなわけない、と思いますよね。
内田氏の著書『右脳思考』(東洋経済新報社 刊)では、ロジックに加え、感情や勘など、右脳を働かせて仕事をすることの重要性を解いているのです。
内田氏は、多くの仕事のプロセスは
1)インプット
2)検討・分析
3)アウトプット
の順番になっていると説明します。
1)インプットとは、情報収集や課題の発見、問題に関する仮説を立てること。
2)検討・分析とは、いくつか見つかった課題のうち、何が真の課題なのか、解決策は何かを検討すること。
3)アウトプットは、検討して上がってきた解決策を実施するか、あるいは、複数ある解決策のうち、どれを選ぶかを決めること。
その決定に基づき、社内や関係者へ情報を伝達したり、実際にアクションをしていきます。
内田氏は、この三段階のうち、1)インプットと、3)アウトプットで、自分の勘や感情、すなわち「右脳」を使う、と説明します。
例えば、課題を見つける際に数字とにらめっこするだけでは、現場の真の課題に気付くのは難しいでしょう。
実際に課題のある場所に足を運んで、関係者の話を聞いてみて、その上で真の問題が何かを洗い出す必要があります。
「何かおかしいな」、「ちょっと気になる」といった、自分の勘が、真の課題発見につながることも多くある、と言います。
そして、実行する段階。
特に組織を動かす際などは、人の感情を無視しては仕事がうまく回りません。
上司に「Yes」と言ってもらうには。
部下を上手にその気にさせるには。
顧客を動かすためには・・・。
全て「右脳」、感情を動かすことが必須です。
上司も部下も人ですから、いくら論理的に正しかったとしても、何となく嫌なもの、好ましくないものには反対したり、抵抗します。
それをロジカルに解決しようとすればするほど、話がこじれてしまったりします。
顧客の心を動かすのも同様。
安かったり、お得なだけでは
顧客はすぐに離れていく。
こういうシーンでこそ、右脳を使うことが大切だ、と内田氏は説明するのです。
内田氏が説いているのは、右脳と左脳、両方を使うことが大切ということ。
あなたも右脳と左脳、両方を使える、イケてるビジネスパーソンを目指しませんか。
きっと何かが変わりますよ!!
(参考資料)
『右脳思考』
(内田和成 著/東洋経済新報社 刊)
※如何でしたでしょうか!?
‘右脳で直感’というのは、意外と知られていないかも、しれないです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
Posted by makishing at 08:18│Comments(0)