2020年07月06日

新しい食べ方を提案したヒット商品 


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【新しい食べ方を提案したヒット商品】を紹介致します。

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【新しい食べ方を提案したヒット商品】


ケーキなどの洋菓子を中心に菓子類の製造販売を主とする老舗の食品メーカーの不二家。

ペコちゃんとポコちゃんというイメージマスコットの存在も有名ですが、様々なヒット商品を世の中に送り出してきました。

1962年にチョコレート「ルック」が誕生し、発売55周年を記念して、2017年9月に発売された「ルック4」が好評を博していますので、今日は、ルック4について紹介したいと思います。

ルック4は、4種類の板チョコを詰め合わせたことが大きな特徴です。

具体的には、ミルク(カカオ27%)、ビター(同40%)、ダーク(同55%)、ハイカカオ(同70%)の4種類を1つのパッケージに収めています。

1つのパッケージに4種類のチョコを詰め合わせるという発想は、2006年頃に考えられましたが、甘い4つの味が揃っても商品力としての嗜好性が低いため、企画が立ち消えることが何度となく繰り返されました。

ところが、2016年頃になって、状況が変わって、商品化へ現実日が帯びてきました。

状況が変わったのは、その頃から、ハイカカオチョコレートの人気が沸騰してきたからです。

「ルック」シリーズでも、2016年に「ルック・カレ カカオ70」という商品を発売したところ、健康志向の人のみならず、様々な人から注目されました。

4種類の中に「ハイカカオチョコ」が入れば、甘いものから苦いものまで幅広く揃い商品力が高くなると考え、商品化へと前進していきました。

しかし、1つのパッケージに4種類のチョコを詰め合わせるのには、製造にも手間がかかり、大掛かりな設備投資も必要となり、社運をかけたプロジェクトとなりました。

プロジェクトでは、ユーザーに4種類のチョコを食べることを定着させるために、新たな価値を提案する必要があると考えました。

そこで、ユーザーに対してどのように訴求するかについて徹底的に議論がなされました。

議論の上に出た結論は、「食べ比べ」という発想でした。

食べ比べは、4種類のチョコの食べる順番や時間帯によって味の感じ方が変わることから発案されました。

具体的には、
「朝の目覚めをスッキリしたいあなたに!」
「お昼ご飯、晩ご飯前、小腹を満たしたい甘さに!」
「集中力が切れた、リフレッシュしたいあなたに!」
という3つのケースを想定し、ケースで最適なオススメの食べ方を提案し、箱を空けたときに見えるようにパッケージに記載しました。

また、単にパッケージに記載するだけでは不十分と考えた同社は、この食べ比べを浸透させるため、「カカオ総選挙」を企画しました。

ミルク、ビター、ダーク、ハイカカオのどれがお気に入りかをユーザーがTwitterで投票するという企画です。

この企画により、4つの味があることを明確にし、食べ比べできることを印象づけることに成功しました。

また、食べ比べ以外の楽しみ方として、ユーザ側から発信されたのは利きチョコです。

目隠しした状態で食べ、何を食べたかを当てるというのが家族や友達同士で楽しまれています。

食べ比べや利きチョコなど、味やお得感以外に食べる楽しさを提供した2017年9月に発売され、発売初年度に1300万個出荷するヒット商品となりました。


<LOOK4の商品サイト>
https://www.fujiya-peko.co.jp/look4_look3/


私も食べ比べして、ハイカカオが美味しいと感じたのですが、目隠しした状態で利きチョコが出来るかと言えば自身がありません…。

まだ、食べられたことのない方は、食べ比べや利きチョコを楽しまれてはいかがでしょうか?





※チョコレート一つで、これだけ徹底的にやるのは、さすがプロです。

「カカオ総選挙」は、ライバル会社からすると『やられた!』(先を越された)と、思っているかもしれませんね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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