2020年08月18日

「弱さをさらけ出す」


今日は、教育会社、株式会社SORAのメルマガ〈ココロニスト通信〉から【「弱さをさらけ出す」】を紹介致します。

〔★緊急!コロナウィルス対策、業績向上支援無料個別相談、実施中(詳しくは、4/28のブログにてご確認ください)★〕





以前、グーグル社が約4年の歳月をかけて実施した大規模労働改革プロジェクト「アリストテレス」によって、生産性の高いチームには、「心理的安全性(psychological safety)」がチームの中に定着しているとお伝えしました。

では、この「心理的安全性(psychological safety)」を定着させるにはどうしたら良いのでしょう?

あるリーダーが、チームの全員を集めて、ミーティングを開きました。

そこで彼は「これから君たちの知らないことを打ち明けよう」と断った上で、自身がスピードは遅いが転移性の癌に冒されていることを告白しました。

しばらく沈黙が続いた後、チームメイトの一人が立ちあがって自らの健康状態を打ち明けました。

そこからせきを切ったように、あるチームのメンバーが自らのプライベートな事柄を語り始め、それが終わるころには、自然にチーム内のモラルを高めて、生産性を高めるための議論へと移行していたそうです。

私たちは、普段いろいろな顔を持っています。

仕事の時の顔、プライベートの顔を分けている方も多いと思います。

仕事上求められている顔を演じていたり、本来の自分を押し殺したり。

でもそれは、いい環境とは言えないのではないでしょうか?

社員一人ひとりが会社で本来の自分を曝け出すことができ、それを受け入れるための「心理的安全性」、つまり他者への心遣いや共感、理解力を醸成することが、間接的にではあるが、チームの生産性を高めることにつながるのです。

まずは、自らが他者への心遣いや共感、理解の姿勢を示すと共に、上手に自分について開示していけるようにしたいですね。





※自分をさらけ出す〔自己開示〕は、簡単に出来そうで、なかなか出来ないことが多いです。

自分の弱みを提示し、本音で話し合える仲間を、創っていきたいと思います。



Posted by makishing at 08:16│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。