2020年08月18日
「弱さをさらけ出す」
今日は、教育会社、株式会社SORAのメルマガ〈ココロニスト通信〉から【「弱さをさらけ出す」】を紹介致します。
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以前、グーグル社が約4年の歳月をかけて実施した大規模労働改革プロジェクト「アリストテレス」によって、生産性の高いチームには、「心理的安全性(psychological safety)」がチームの中に定着しているとお伝えしました。
では、この「心理的安全性(psychological safety)」を定着させるにはどうしたら良いのでしょう?
あるリーダーが、チームの全員を集めて、ミーティングを開きました。
そこで彼は「これから君たちの知らないことを打ち明けよう」と断った上で、自身がスピードは遅いが転移性の癌に冒されていることを告白しました。
しばらく沈黙が続いた後、チームメイトの一人が立ちあがって自らの健康状態を打ち明けました。
そこからせきを切ったように、あるチームのメンバーが自らのプライベートな事柄を語り始め、それが終わるころには、自然にチーム内のモラルを高めて、生産性を高めるための議論へと移行していたそうです。
私たちは、普段いろいろな顔を持っています。
仕事の時の顔、プライベートの顔を分けている方も多いと思います。
仕事上求められている顔を演じていたり、本来の自分を押し殺したり。
でもそれは、いい環境とは言えないのではないでしょうか?
社員一人ひとりが会社で本来の自分を曝け出すことができ、それを受け入れるための「心理的安全性」、つまり他者への心遣いや共感、理解力を醸成することが、間接的にではあるが、チームの生産性を高めることにつながるのです。
まずは、自らが他者への心遣いや共感、理解の姿勢を示すと共に、上手に自分について開示していけるようにしたいですね。
※自分をさらけ出す〔自己開示〕は、簡単に出来そうで、なかなか出来ないことが多いです。
自分の弱みを提示し、本音で話し合える仲間を、創っていきたいと思います。
Posted by makishing at 08:16│Comments(0)