2020年10月12日

女性に敬遠されていた部分を改善してヒットした商品 


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【女性に敬遠されていた部分を改善してヒットした商品】を紹介致します。

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【女性に敬遠されていた部分を改善してヒットした商品】


広島県東部に位置する尾道市。

瀬戸内の港町の1つで江戸時代から明治時代にかけて北海道の良質な、するめイカや昆布などの海産物が集まりました。

尾道市では昭和に入ると、するめイカを揚げた、するめフライが盛んに作られていました。

するめフライは、安価な惣菜として庶民に広まり、今日までイカ天の名で親しまれてきています。

今日は、尾道市の珍味メーカーの、まるか食品株式会社から発売されてヒットした商品を紹介したいと思います。

同社は、1961(昭和36)年に尾道市でイカ天の製造業として創業。

全国のイカ天専業メーカーのうち、約8割が広島県にあり、そのうち、約6割が尾道市にあります。

同社は、イカ天製品の市販の他、広島県内にある多くのお好み焼き店にもイカ天や天かすを卸しています。

イカ天は、お酒のおつまみとして需要が高く、出荷がピークを迎えるのは、お花見、お盆、年末年始の年3回あります。

各社ともに、そのピークに向けて新商品を開発しているのですが、大容量のお得パックなど差別化の難しい商品ばかりの開発が続いていました。

そこで、同社があらたな新商品の開発に際して考えたのが、生産量日本一を誇る広島県産レモンを使うことでした。

地元の特産品を掛け合わせるというコンセプトは良かったのですが、味の決定に半年余りかかりました。

試行錯誤の上、期間限定で発売したレモン風味のイカ天は、予想以上の反響を受け、地元の尾道や広島県内のお土産店から「新たな広島土産にしよう!」という声を多数もらいました。

そこで、期間限定商品からレギュラー商品へと切り替えることが決まり、同社では、イカ天のサイズ、味、パッケージデザインに至るまで徹底的に商品を見直しました。

この見直しの際に拘ったのは、「イカ天を女性にも食べてもらうこと」でした。

お酒のおつまみのイメージが強いイカ天は、今までは味付けやボリューム感など男性目線で作られてきました。

従来、濃い味付けやイカ独特の香り、油のボリューム感などがイカ天のウリでしたが、これらは女性に受け入れられにくいため、弱点になっている、と仮説を立てました。

そこで、新商品では、レモンの酸味と風味を加えることで油っこさを中和し、イカ天の良さを残しつつ、女性が食べやすい、さっぱりした味に変更しました。

また、従来のイカ天は男性目線でガッツリイメージでデザインされた袋でしたが、女性がこれをレジに持っていくのは気が引けるのではないか、と考えました。

そこで、女性デザイナーを使って女性の目に留まりやすいパステルカラーをベースに、かわいいパッケージデザインを作りました。

また、一般的なイカ天の袋より12%サイズダウンし、開け口には弱い力でも、まっすぐ切れる技術を採用しました。

さらに、一度で食べきれなくても保存することができるように密閉チャックも取り付けました。

このように開発された女性のためのイカ天を「イカ天瀬戸内れもん味」と名付けて2013年12月に発売を開始。


<イカ天瀬戸内れもん味の商品紹介サイト>
http://www.e-maruka.co.jp/case/index.html


まるか食品株式会社は、大企業のように宣伝広告費は投入できませんでしたが、SNSなどを通じて口コミで人気が沸騰。

その後、各種メディアでも取り上げられ、全国的に知られる商品となりました。

上記の商品紹介サイトにパッケージに拘ったエピソードも記載されていますので、よろしければ、ご覧頂ければと考えております。





※イカ天の事、実は何も知らなかったというのが、今回わかりました。

これまで女性に人気が無かったのも、初めて知りました(私の周りには、イカ天が好きな女性の方々が多い)。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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