2020年10月18日

ノーベル文学賞「欧米」「詩」に比重


今日は、読売新聞10月14日(水)解説欄より【ノーベル文学賞「欧米」「詩」に比重】を、要約して紹介致します。

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ノーベル文学賞は、日本では無名に近い米国の詩人ルイーズ・グリュック(77)に決まり、日本人受賞を期待する人の、ため息が広がった。発表後即座に「いかにもノーベル賞らしい」と語ったのはスラブ文学者、沼野充義である。詩人への評価が高いからだ。

日本では明治以降、詩人から小説家になる人が多く、小説が注目されがちだが、西洋では詩の地位も高い。

グリュックの詩集の小さな自然と人間との交感性に感銘したアイルランド文学者は、西洋では2000年を超える詩の伝統があり、小説は18世紀以降に盛んになったジャンルで、いまだに詩は文学の王と語った。

欧州の詩は、日本伝統の短歌、俳句に近いとも語り、詩の朗読会は欧米で盛んだという。

グリュックの母国、米国では毎年のように受賞者が出るせいか、受賞を淡々と報じている。

今回の結果は、文学賞の欧米中心という特色も示した。100年以上の歴史を見てもアジアの受賞者は、6人(川端康成、大江健三郎含む)にすぎない。

翻訳の壁やスウェーデンのアカデミーで決めるローカル性も背景にあると言えよう。

この10年以上、海外の受賞予想で上位に名前があがる村上春樹(71)は、民間ブックメーカーが賭け率を決めているだけ。

文学は読むもので、金を賭けるものではない。作品が好きで、その文学に人生を賭ける熱い読者の多い作家は、ノーベル賞作家よりも幸せかもしれない。





※ノーベル賞の中の文学賞に関しては、村上春樹さんが受賞を逃したという報道で知るところが多く、実際に誰がどんな作品で受賞したかは、わからないのが、私の正直な所感です。

ノーベル賞という素晴らしいタイトル受賞も凄いことですが、日本人の応援団‘ハルキスト’が毎回、一喜一憂してくれるのは、村上春樹さんにとって、この上ない幸せかも、しれませんね。



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