2009年02月08日

『相田みつを』に学ぶ



皆様、“相田みつをさん”と言う方を、御存知でしょうか?


大正13年、栃木県足利市に生まれた書家・詩人で、曹洞宗高福寺の禅僧、故武井哲応老師と出逢い、在家のまま生涯にわたって師事しました。


昭和29年、足利市で第一回の個展を開催、その後各地にて作品展や講演活動をなさっておられた方です。著書に『にんげんだもの』『しあわせは いつも』『一生感動 一生青春』『いちずに一本道 いちずに一ツ事』等が、あります。


私は、相田みつをさんの「墨で書かれた字」が、とても好きで、家の“ある所”に飾って毎日観ています。


今日は、その数々の作品の中の一つを、御紹介致します。


《ただいるだけで》

あなたがそこに
ただいるだけで
その場の空気が
あかるくなる

あなたがそこに
ただいるだけで
みんなのこころが
やすらぐ

そんな
あなたにわたしも
なりたい

みつを



如何でしたでしょうか!


こんな人(ここに出てくる“あなた”)を、私も目指して修行中です。



Posted by makishing at 07:03│Comments(6)
この記事へのコメント
「相田みつを」さんの書物は私も数冊持っていますよ。私がガンで闘病しているときに、二男に貰った「生きいてよかった」という書物が出逢いです。この本の「そのときの出逢いが」のフレーズが大好きです。「その時の出逢いが、その人の人生を根底から変えることがある・・・・・・人間を根底から変えてゆくもの、それは人と人との出逢い・・・」というものです。大病を患い、「死」を考え、でもそこから「生きよう」と力をもらったのが、相田みつをさんの本との出逢いでした。相田さんの作品は読んでいて、眺めていて、安心・ホッとしますね。私もそんな存在になりたいものです。
Posted by 杉山 久美子 at 2009年02月08日 09:36
杉山久美子様

訪問、有り難う御座居ます。杉山久美子様は、「相田みつをさん」の事、よくご存知だと思っておりました。闘病しているときに、息子さんに貰った書物なら、とても良い出逢いでしたね。まさに、「そのときの出逢いが」良かったのですね。病に苦しんだり、元気が無かったりした時、気持ちを落ち着かせてくれるのが、相田みつをさんの『字や書』なんですね。

有り難う御座居ました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年02月08日 09:52
お世話になります。一ノ坪英二です。
以前お世話になった会社を辞めるときに、
社員の方から、相田みつを様の本をいただきました。
相当前ですが頂いた当時は、よくわからず、
後になって奥の深さを感じたものです。
牧野様が取り上げられた作品は、
その人の存在について考えさせられます。
その人の存在が喜ばれること、
存在そのものが役に立つこと、とても素晴らしいと思います。
私もすこしづづでも、近づきたいと思います。
Posted by 一ノ坪英二 at 2009年02月08日 10:49
一ノ坪英二様

訪問、有り難う御座居ます。

相田さんの作品内容は、歳を経るにつれて、その奥の深さを感じるものなんですよね。

《人の存在》について、私も度々考えさせられます。
“その人の存在が喜ばれること、存在そのものが役に立つこと”、素晴らしい事を理解されておられる一ノ坪様だからこそ、今の、上に立たれて、立派に指揮監督なさる事が、可能なのだと思っております。

有り難う御座居ました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年02月08日 12:13
そうありたいですね。
私も「太陽のような」人間を目指しております。

人を区別せず、存在自体が皆を温めるような…
Posted by 伊集院雅人 at 2009年02月08日 20:59
伊集院雅人様

訪問、有り難う御座居ます。
“太陽のような人間”・・・目指していますね。

ただ、そこに居るだけで、周りが和やかになる人ですよね。

お互い、目標を大きく持って、生きていきましょう。

明日のブログも是非、お楽しみにしていて下さい。

有り難う御座居ました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年02月08日 21:58
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