2009年03月23日

これからの“生活の在り方”

今日は、以前(幼少時代)から感じていた、私の思いを、生意気ながら書かせて頂きます。


昨年後半からの景気の減速は、日本の製造業界をはじめ、日本経済全体にも、大きな打撃を与えました。


自動車製造業界を筆頭に、生産の急速な下降が全ての製造業界をも、呑み込みました。


まさに“100年に一度の大恐慌”です。


しかしながら ・・・ 皆様、ちょっと考えてみて下さい。



40〜50年前あるいは、もっと前、我々の生活様式は、如何でしたでしょうか?今ほどモノが溢れていましたか?



『オールウェイズ 3丁目の夕日』と言う映画は、続編も出た程、ヒットしましたね。あの頃の生活です。



あの頃と比べると、我々の生活環境は、様変わりしましたね。ほとんどの物資は、こだわりさえしなければ、直ぐ何でも手に入ります。



この生活習慣に浸ってしまいました。



メーカーサイドは“沢山売れるだけの視点”・・・つまり「こんなのを作ったら、沢山売れる」的感覚で、製品開発をしていたのでは、ないでしょうか?本当に、それで良かったのでしょうか?



我々消費者も、まだ使えるモノを、目先の斬新な機能(付加価値)が付いたから、とかで、買い換えしていなかったでしょうか?



この度の景気減速や、少し前の重油の高騰、そしてその少し前に盛んに取り沙汰されたような感がある“地球温暖化”・・・これらの現象は、【贅沢スパイラル】に溺れてしまった我々人間に、神様が罰を与えているような気がしてなりません。



今だからこそ、これからの生活様式の在り方を、方向転換しないといけないのではないか、と考えます。皆様は、どうお考えでしょうか?



Posted by makishing at 06:45│Comments(10)
この記事へのコメント
私が子供の頃はアメリカには家に2台があると知って、ものすごく驚きました
祖父・父などの戦前・戦中の物の無さのつらさも良く聞かされました
運動会で友達からもらった、サッポロポテトを食べこんなに美味しいお菓子があるのかと感動したのを良く覚えています

今当時よりもよい生活をして、良い食事をしているもにもかかわらず
さして感動も無く、ありがたいなーという気持ちも薄く
ものの豊かさと、心の豊かさが同じではないことも感じます

ものの豊かさには必ず限りがあるので、失くしてきたものの大事さを見つめなおす時期にきているのでしょうね
Posted by 尾上 正 at 2009年03月23日 08:11
尾上正様

訪問、ありがとうございます。
素晴らしいお話を、ありがとうございます。今回は、自身の気持を赤裸々に書いてみましたが、こんなに素晴らしいコメントを頂き、感謝です。“運動会で友達からもらった、サッポロポテト”もの凄く良いエピソードです。最近、そのような感動は、ありませんよね。

『ものの豊かさと、心の豊かさが同じではない』これを、重大な事と、捉えております。

見つめ直す事が出来ない人達が、増えて来ている事を遺憾に思います。

今後共、御指導の程、宜しくお願い申し上げます。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年03月23日 08:23
大切なテーマですね。

ものの豊かさは、私達に便利さ、生活の豊かさなど大変な有難さを与えてく

れます。同時に人間の際限のない欲望を刺激し、弊害もあります。

ものを所有することへの執着心に振舞わされることなく、本当の豊かさとは何

かを考え、私達のものに対する価値観を見直すことが大切ではないでしょう

か。不便さを感じた時に、ものの有難さを感じますが、ものの豊かさではなく、

ものの価値に有難さを感じると思います。

ものを持たないことにより不便さを感じるように自分を追い込むことが、よい気

づきをもたらしてくれるかもわかりませんね。
Posted by 北島 俊彦 at 2009年03月23日 09:18
100年に一度の大恐慌・・・・・と言われておりますが、誰が100年前の大恐慌を経験して言っているのか・・・・このコメントは1月に京都の大企業の会長と面談したときにお聴きした言葉です。会長は、戦争も経験、ベンチャーとして一人で会社を起業、今や世界市場で仕事をされる大きな企業に成長されてます。牧野さんがおっしゃる通り、何でも便利な世の中になりました。「シマツをする」・・・・死語になっているかもしれませんね。今の子供たちは、生まれた時から携帯電話、パソコン、テレビ、自動車、家での家電製品があるのは、あたりまえ・・・なのです。その子供たちに「シマツ・我慢」を教えることは、大人たちがこぞって(しっかり教える。体験させるなど)モデルを示さないとダメですね。小さなことからでも始めましょう!
ちなみに私がお世話になっている会社では、昨年秋から社員さんのお弁当持参が増えていて、今ではほとんどの社員さんがお弁当です。お弁当持参で何が変わったか・・・・社員同志のコミュニケーションが良くなったこと、メタボ社員の体重変化があったこと・・・・など、良いことづくめですよ!
Posted by 杉山 久美子 at 2009年03月23日 09:19
北島俊彦様

訪問、ありがとうございます。

『便利さ、生活の豊かさなど大変な有難さを与えてくれる反面、人間の際限のない欲望を刺激し、弊害もある』全くおっしゃる通りです。

無くしてみて、はじめて知るありがたさ、ですね。

わざと“不”に身を置いてみる・・・じっくり考察する事も必要ですね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年03月23日 10:36
杉山久美子様

訪問、ありがとうございます。本当ですね。『100年に一度の大恐慌』と言えども、経験した人はいないですね。

今の子供達が、当たり前になっている事や常識を払拭し、我慢させる事を勉強させないと、いけませんね。

我々が、先駆者となり、先導していきましょう。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年03月23日 10:44
100年に一度の経済危機という言葉を吐きながら・・・
採った政策が国民一人当たりに一律1万2千円の給付金を配るという政策
しかも、日曜祭日はどこまで行っても高速道路1000円という

私は、わが耳を疑った。ナニそれ・・・?
まるで小学生が考えるような場当たり的な政策としか思えない
いや政策というより、これは「思いつき」しか言えない愚策ですね。

誰もが自己防衛とか生活様式の変化と対策を考えています。
こんな時代だからこそ誰にも負けない「得意分野」を持つことが大切ですね
Posted by 進藤幸男 at 2009年03月23日 12:18
進藤幸男様

訪問、ありがとうございます。

進藤様からすると、国の政策は“愚策”と受け取っておられると、思っておりました。

本当に『こんな時代だからこそ』の「得意分野」を持てるよう、努力を重ねていきます。

私自身、至らぬ所や未熟な所だらけですので、今後共、御指導の程、宜しくお願い申し上げます。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年03月23日 14:23
「良い時代」が来ましたね。
えっどこが?

たとえ明日会社が潰れることがあっても、本当にやりたいことをやってきたのだから満足と思える仕事をしよう!

どうせじっとしていても、状況は悪くなるのだから、出来ることを精一杯やってみよう!

として、自分の「本当にやりたい事」を「精一杯」やれるチャンスです。

明日のことが見えない、分からないから「一日一生、今日を人生のすべてだと思って精一杯過ごす」という気持ちになれます。

こう考えるとワクワクしてきませんか?
Posted by 伊集院雅人 at 2009年03月23日 20:55
伊集院雅人様

訪問、ありがとうございます。

素晴らしい問題提議です。
“明日会社が潰れることがあっても”などと仰るのは伊集院雅人様ならでは、と言う感じですね。“やりたいことをやって”悔いの無い形にしたいですね。

何につけても『停滞』が一番の罪悪です。

変化を楽しむ位が、良いですね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年03月23日 22:05
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