2009年04月08日

“もったいない精神”で儲ける

『もったいない精神で儲ける会社』とは?
・消火器の期限は8年、2600本が年間で捨てられる。(株)モリタが回収し、消火薬剤を肥料にしている。粒同士を擦り合わせてコーティングを剥がしている。
・マグロのウロコと皮を(株)エコテックが工場でコラーゲンの刺身にしている。無味無臭にしている。蟹や貝のエキスを浸けている。
・横浜金属商事(株)は廃棄された携帯を分解し、金銀を取り出し、金鉱山の70倍の金銀が採れる。
・健康な歯を冷凍保存して、自分の歯を再利用する技術=歯の銀行。広島大学病院内に有限会社がある。
・ローソンは、販売数を予測して発注するので、廃棄食品が減った。止むを得ず、廃棄する分は、家畜のエサにする。
◎今後は、二酸化炭素を再利用が出来たらいいが、今の所無理との事。




※‘もったいない精神’は、古くから日本人が持っていた“始末する”と言う、近江商人の精神にも通ずる所が、大いにあります。
本日、御紹介した会社やビジネスが、大活躍する世の中になれば、この上ないと思います。
そして何より我々一人一人が、よりモノを大切にする精神を育み、感謝する必要性があると思います。



Posted by makishing at 05:28│Comments(4)
この記事へのコメント
お世話になります。

「コラーゲン刺身」、「歯の銀行」、特に驚きました。

もはやリサイクルの概念を打破る、まさに奇想天外ですね。

「もったいない」精神に、プラス「好奇心」と「行動力」が不可欠ですね。

有難うございました。
Posted by 徳永 光之 at 2009年04月08日 07:51
徳永光之様

訪問、ありがとうございます。

リサイクルの概念を打破っていますね。この中の、携帯電話から、希少金属を採取する仕事は、有名です。

「もったいない」と言う言葉は、海外でも通じる程、浸透しているそうです。

人生、これからまだまだ勉強ですね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年04月08日 08:48
「もったいない精神」は、そもそも江戸文化から伝えられたと聞いています。江戸時代の庶民の暮らし(長屋の暮らし)は、まず、朝は日の昇りとともに起き、夜は、日の沈むと共に休む・・・ここから始まります。着物ひとつをとっても、着られなくなった着物は布団や座布団へ、それ以降はぞうきんへ・・・・と、ぼろぼろになるまで再利用していましたね。食材の使い方もそうですね。大根であっても葉までしっかり使いこなしていましたからね。
大量生産、大量消費が美徳とされた時代が、この「もったいない文化」を壊してしまいました。私は、戦後の日本の復興の時代に育てられたので、今のこの時代(孫の世話)だからこそ、「もったいない文化」を継承したいと頑張っていますよ!
Posted by 杉山 久美子 at 2009年04月08日 09:42
杉山久美子様

訪問、ありがとうございます。江戸文化から伝えられたお話を、ありがとうございます。ぼろぼろになるまで再利用していたのは、私の親の時代も同じでした。私の幼少時代に、長ズボンを半ズボンに、そしてはけなくなったら、その半ズボンを手提げ鞄にしてくれました。世界に一つしかない、オリジナルバッグでした。気に入っておりましたので、大人になっても暫く捨てずにおりました。

『もったいない関連シリーズ』は、これからも、このブログに登場してくる可能性があります。

是非共、楽しみにしていて下さい。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年04月08日 10:53
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