2009年04月11日
福澤諭吉の『心訓』より
ある、上場企業さんの自社ビルのトイレに掲示してありましたので、紹介させて頂きます。
1 世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つ事です
2 世の中で一番みじめな事は、人間としての教養の無い事です
3 世の中で一番さびしい事は、する仕事の無い事です
4 世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です
5 世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕し決して恩にきせない事です
6 世の中で一番美しい事は、全てのものに愛情を持つ事です
7 世の中で一番悲しい事は、嘘をつく事です
そこで、少し調べてみると・・・
『福澤心訓』は福澤諭吉さんが作成した、7訓からなる教訓で、『福澤諭吉翁心訓』『福澤心訓7則』『諭吉心訓』『心訓』『7則』などと呼ばれるそうです。
ところが、実際は、福澤諭吉さんが作ったものでなく、作者不明との事です。
小説家の清水義範さんは、文学探偵の推理として、福澤諭吉さんの『ひびのおしえ』にある『おさだめ』を参考にして『福澤心訓』が作成されたのではないか、としているそうです。
知りませんでした。勉強になりました。たまたま、入ったトイレから、大きな学びを得ました。
Posted by makishing at
08:43
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