2009年08月24日

“数学オリンピック”日本勢躍進


世界の中学・高校生が理系の科目で実力を競う国際大会を『国際科学オリンピック』と呼びます。

数学・物理・化学・生物・情報の科目があり、最も歴史があるのは数学で、第一回は1959年にルーマニアで開催され、今年のドイツ大会は、50回目で、104の国と地域から565人が参加しました。

日本代表は今年、数学で5人、物理で2人、生物で1人が金メダルを獲得しました。3種目合わせて銀4人、銅3人と、出場者全員がメダル獲得出来ました。

日本の国別成績は、数学2位、生物6位、物理11位でした。

しかし、世界のレベルも高く、中国は過去数学1位が11回、2位が2回です。韓国、台湾、アメリカ、ロシアもベスト5の常連です。

国際大会の代表選考を兼ねた国内大会の出場者は、08年には6968人が参加し、増えて来ました。

同世代の活躍に刺激を受けて、若者の理数系離れの風潮が吹き飛べば良い、との事でした。

ゆとり教育が、日本人の若者の学力低下を助長させてしまった、とも言われていますが、こうした国際大会に積極参加する事で、次代を担う層のレベル底上げに寄与すれば良いと、思いました。
  


Posted by makishing at 02:41Comments(6)