2009年10月05日

2016年五輪“プレゼン分析”

この度の、第31回夏季オリンピック大会開催都市を決める、IOC総会が終わりましたね。五輪開催の4都市の争いは、リオデジャネイロが、勝利の栄冠を勝ち取りました。

フジテレビの朝の番組で、専門家が4都市のプレゼンテーションを分析していましたので、御紹介致します。



☆シカゴ『オバマ依存型』


キーワードとなる言葉(一緒にやろうなど)を何度も使う。オバマ大統領が出た事は、不思議ではなかった。全体的な色(演出)が、オバマ大統領の演説を彷彿とさせる。グーグル会長が出てきたのが意外。




☆東京『チームワーク型』


鳩山総理の隣に、一つ席が空いていた所に、女の子が出てきて、プレゼンしたのが意外。鳩山総理のプレゼン時の目線は下を向いていたが、思いはしっかりしていた。来ているメンバーの制服を揃える等、細かい配慮もあり、演出は上手かった。




☆リオデジャネイロ『切実お願い型』


ルラ大統領が、初めて南米での開催を強調し、一貫としたメッセージ。執念を感じた。銀行の頭取も出た。他には、特に目立って素晴らしい所はなかった。




☆マドリード『そつない優等生型』


全体的には、インパクトが全くない。淡々と話していた所がある。プレゼンだけを見る限りでは、決戦投票に進出する感じではない。




※優勝候補のシカゴが早々の脱落で、東京にも勝気が見えましたが、‘南米初開催’の看板には勝てませんでしたね。

リオデジャネイロは、3度目で悲願の達成をしました。設備、整備の開催能力の懸念を、見事跳ね返しました。

東京は、競技会場を半径8キロ圏内に集めるなど、努力もしましたが、残念でした。
  


Posted by makishing at 06:21Comments(4)