2009年11月23日

“キムタクの母”が子育て支援



今日は、10/6の朝日新聞『ひと』より、《「ことのは語り」は母親の子育てを応援する》と言う記事を紹介致します。




「いただきます、言ってますか。命生きながらえさせていただきますという気持ちで」

自治体やPTAから声がかかり、月の半分は食や子育てがテーマの講演をして歩く。鈴の音のようにりんりん歯切れのいい声音だ。名刺の肩書は「ことのは語り」。

東京生まれ。保証人になって土地と家をなくした父は、会社員をやめ、牛乳店を営んだ。20歳で結婚し、ふたりの息子に恵まれた。長男は人気タレントの拓哉さん、次男の俊作さんはクラブチームのアメフット選手として活躍した。

一方、自らは「いいお母さんと言われたくて理想の枠を作り、自分をとじこめた。私はダメねと自己否定ばかり」。睡眠薬や安定剤が手放せなくなった。「良妻賢母やーめた。息子たちは息子たち」。52歳でトンネルを抜けるまで、16年かかった。

家庭では台所が親子の会話の場だった。息子たちは3歳で包丁を持たせ、リンゴの切り方遊びをした。「赤ちゃんのときのにおい、ほっぺの柔らかさ。母親には宝物がある」。子育ては、楽しいよ、といまは言えるようになった。

12年前、脱サラした夫とイタリア料理店を開いた。医食同源の考えをもとに食材を選び抜く。川崎市内にある店は20日で閉じる。今後、講演や詩の朗読でもっとお母さんたちを勇気づけたい。「寝る前、鏡に向かって、きょうもがんばったねって自分をほめてあげて」




※もう言うまでもないですよね。この方、SMAPの木村拓哉さんのお母さんで、木村方子(まさこ)さんで、現在59歳です。トップアイドルの母親も、苦悩と言う名のトンネルは、長かったのですね。どなたにも、良い時期と、そうでない時期が平等にあるのですね。
  


Posted by makishing at 00:42Comments(4)