2010年02月19日
〔モノ消費とコト消費〕に学ぶ
今日は、あるメルマガからです(一部削除、表現切り換え)。
「モノ消費」と「コト消費」と言う言葉を、ご存知でしょうか?
辞書で引くと「モノ消費」は「商品の所有そのものに価値を求める消費行動の事」です。
一方、「コト消費」とは「商品の所有よりも、娯楽性・体験性・物語性などに価値を求める消費行動の事」です。
現在は明らかに「モノ消費」よりも「コト消費」の時代であると思います。
それ自体の商品価値よりも、まさに娯楽性や物語性を売り、それに共感する顧客が買ってしまうのでは、ないでしょうか。
商品に物語をつける事によって共感し、欲しくなる人もいるのです。その人にとっては価値はいくらであろうと、それほど関係がないのです。
なぜ、そんな事が起こるのでしょうか?
それは、その人の感性が、そうさせるのです。
感性情報とは、感性に影響を与え、「買いたい」などのポジティブな情動を生む事が出来る情報の事です。
感性情報は、まず五感(視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚)を通って脳に刺激を与えます。そして、脳に影響を与えた結果、動機づけが喚起されるのです。
例えば、うなぎ屋の前を通った時、うなぎの匂いに突然うなぎを食べたくなったり、カレーの場合、急にカレーを食べたくなったりした事は、ないでしょうか?
そんなイメージです。
※モノ消費とコト消費・・・知らない言葉でした。現代の消費のスタイルやパターンを研究すると‘お客様の目の前に欲しいモノを出す事’が、普通に出来ますね。
Posted by makishing at
06:59
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