2010年03月16日

【十年偉大なり】




今日は、鍵山秀三郎氏の『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』からです。



【十年偉大なり】




中国の言葉に「十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる」という名言があります。この名言は、継続する意味を見事に言い表した言葉です。私も座右の銘にし、勇気づけられている言葉です。


振り返りますと、私の掃除人生も、まさにこの言葉通りでした。


会社を創業して、最初の十年間はほとんど私ひとりだけで掃除をしていました。十年を過ぎる頃から、ひとり二人と手伝ってくれる社員が現れるようになりました。二十年になるころは、ほとんどの社員が掃除を手伝ってくれるようになり、自分たちで会社と近隣の道路を掃除する社風が定着しました。


同時に、仕入先やお客様から掃除をする社風が評価されるようになりました。二十年を過ぎるころには、仕事に直接関係のない方々が掃除研修に来社されるようになりました。三十年過ぎるころから日本全国に「掃除に学ぶ会」ができ、地域の学校や公園のトイレを掃除するようになりました。


並行して、外国にも飛び火し、ブラジルをはじめ中国・台湾・ニューヨークでも開催されるようになりました。


四十年過ぎた現在、治安対策の一環として地域社会の掃除もしています。少しずつですが、確実にその輪は広がり、いまや国民運動の様相を呈しています。







※長い歳月を経て、少しずつ大成していくのは、素晴らしい事ですね。いかに普段のコツコツとした行いが大切か、わかりますね。
  


Posted by makishing at 06:54Comments(4)