2010年08月02日

「@」って、なに?!





今日は『モヤモヤすること』(副題:どうでもいいかもしれないけど、ちょっと気になる疑問を徹底調査!)からです(要約と削除)。



『「@」って、なに?』



メールのやりとりで見かける「@」の記号って、そもそもどんな意味か御存知ですか?


「アットマーク」は、その呼び名から、英語の「at」という単語が語源と思われがちですが、実はラテン語の「ad」に由来し、これは、英語のat、to、fromなどに相当する接頭辞で、英単語のaddress(住所)やadapt(適合させる)に応用されています。この「ad」のdを崩してaの周りにあしらうようにデザインしたのが「@」になるんです。


もともとは、中世の修道士が商業の場面で「単価」を表すための記号として考案したと言われ「砂糖1ポンド@2セント」などと表現されていたようです。この商業用の記号が19世紀にタイプライターのキーボード上にも登場し、その後20世紀に入ってから電子メールの開発の草創期にメールアドレスの一部として使われるようになりました。


インターネット実務検定協会によると、初めてこのマークをメールアドレスに採用したのは、アメリカのボルト・ベラネク・ニューマ社のレイ・トムリンソン氏なんだそうで、彼は1971年に現在の電子メールの原型となるプログラムを開発した人物で、その翌年、@マークでユーザー名とホスト名を区切る方式を採用した電子メールの送受信に成功しました。それ以来、メールアドレスの中に必ず@が含まれるようになったようです。


なぜ、この記号を使ったかというと、既存のキーボードの中で最も使われる頻度が少ない記号だったからという説があります。


ちなみに、この「@」の記号を「アットマーク」と呼ぶのは、全世界共通ではありません。英語だと意味として『渦巻き』『サイクロン』『カタツムリ』などがあり、ドイツ語は『サルの尻尾』『ぶら下がったサル』など。イタリア語では『カタツムリ』、フランス語は『グルグル巻きのa』『エスカルゴ』。ロシア語は『子犬、わんちゃん』、韓国語では『カタツムリ』、タイ語では『ちょろちょろ動く虫のような生き物』なのです。


「@」のイメージから、「カタツムリ」をはじめとする生き物を表現する国が非常に多いのですね。







※今や、メール配信は当たり前。日常の事になりました。しかし、「@」を考えた事、ありましたか?

そして、なぜ、メールアドレスに「@」が入っているのか・・・?!

私は、全く考えた事なかったです。

ありがとうございました。
  


Posted by makishing at 01:25Comments(4)