2010年10月24日

宮里藍選手に学ぶ“ベタピンアプローチ”




私、ゴルフしないのですが、たまたま新幹線の座席に、捨てずに置いてあった雑誌『パーゴルフ10月12日号』の中の「宮里藍に学ぶ、ベタピンアプローチ術、パーオンせずともパーを取る」を要約して紹介致します。




◆チェックポイント1.「ドロー回転のアプローチ」が素晴らしい!・・・宮里藍のアプローチにおける最大の長所は、ヘッドが低く真っすぐ出ていくフォロースルーです。そのインパクトの手前からヘッドが低く下りてきて、両腕を伸ばしヘッドと地面と平行に動かす。もともと持ち球がドローなので、アプローチもドロー回転で打つのがポイントです。インパクトからフォロースルーにかけて左肘を抜いてアプローチする人は、強い芝に対応しきれません。クラブが鋭角に下りて、インパクトからヘッドを上に持ち上げる打ち方は球がつかまらないし、ダルマ落としにもなります。



◆チェックポイント2.「インパクト音」が素晴らしい!・・・宮里のインパクト音は他の誰より素直で毎回同じ音が聞こえるはず。軌道やフェース面が全くねじれないからです。スイング軌道が真っすぐな上、手首を使わずフェース向きを変えず振るので、球が芯に正確に当たっています。ピンに寄りやすくなり、パットが入る確率が高まりました。



◆チェックポイント3.「上げる&転がすを簡単に打ち分ける」のが素晴らしい!・・・球を転がす時と上げる時を見比べると、転がす時は両足の間隔を狭くして、両つま先を15度くらい開くだけ。上げたいなら、両つま先を30度くらい開き、右足を少し広げます。スタンスを変えるだけで、体と球の位置関係は変わります。しかし、スイング自体は何も変えていません。転がす時・上げる時の立ち方を覚えたら、スイングはシンプルなほうがいいです。



◆チェックポイント4.「スイング中、左肩がブレない」のが素晴らしい!・・・宮里藍のスイング中、左肩の無駄な動きが全くありません。これは、左肩を支点と考えてスイングしているからです。左肩の上下動が大きいと軌道がねじれてクラブを真っすぐ振れません。左肩を支点にして振れば、左腕の長さが変わらない利点もあります。アプローチの考え方は一般的には方向性より距離感を重視する人が多いです。しかし、宮里は方向性を第一に考えて打っています。距離感に絶対的な自信があるからです。




※ゴルフって、奥が深いスポーツですよね。身体の動かし方一つ一つを、細かくチェックして、やるのですね。ゴルフをされる皆様、ゴルフファンの皆様、如何でしたでしょうか?
  


Posted by makishing at 05:36Comments(8)