2010年12月29日

「驚き」を表して褒めるなら!




今日は、『できる大人のモノの言い方「ほめ言葉」の秘密』(話題の達人倶楽部編、青春出版社)より、3回目の紹介です。




◎「驚き」を表してほめるならこのひと言




☆すごい!・・・たった3文字の中に、相手を認める気持ち、尊敬する気持ち、相手から受けた感動を凝縮できる。とりわけ、目の前で感動的な出来事が起きた時に「すごい!」と発すれば、それで十分。他のほめ言葉は必要ない。


☆さすが!・・・評判や期待通りの働きをした相手にかけるほめ言葉。日頃から相手を高く評価していたというニュアンスを込められる。とくに、部下は上司から、こうほめられると、うれしいもの。さらに「さすが○○君」「さすが△△さん」のように、相手の名前を付けると、こちらの気持ちをよりストレートに伝えやすくなる。


☆見事です!・・・ほめ言葉の“万能選手”のような言葉。たとえば、芸術作品をほめる時には、作品の特徴に応じて、「美しいですね」「巧みですね」「鮮やかですね」「緻密ですね」「大胆ですね」など、多様なフレーズがあるが、それらの言葉はすべて「見事です!」のひと言で代用できる。


☆素晴らしい!・・・英語でいえば「ワンダフル!」。アメリカ人やイギリス人が「ワンダフル」を頻繁に使うように、「素晴らしい!」も、どんな場面でも何を対象としても使うことができる。「見事です!」と並ぶほめ言葉の“万能選手”。


☆まいった!・・・「まいった!」は、そもそも柔道などで、負けた者が合図に言う言葉。仕事などでも、こちらが「まいった!」と負けを認めれば、相手を持ち上げ、ほめることになる。ほめ言葉としては、くだけた言い方になるので、同僚や目下の人に対して使うのが無難。


☆ワォ!・・・もとは、英語で驚いたときに発する言葉。それが日本でも驚くほど感動した場面で使われるようになっている。とはいえ、年配者に対しては失礼になるし、使う人のキャラクターによって合わないときもある。身内のパーティーや飲み会など無礼講が許される場面を選んで使うのが無難。


☆待ってました!・・・もとは、芝居や寄席などで、お目当ての役者などが登場したときに、客がかける言葉。会社では、「宴会部長」と呼ばれるような、明るくてノリの軽い人へのほめ言葉として使える。ただし、かなりくだけたほめ方なので、TPOを考えること。




※まさに“ポジティブひと言フレーズ”のオンパレードですね。こうした言葉を、会話の中に頻繁に入れる事で、雰囲気までが、パッと明るくなりますね。
  


Posted by makishing at 00:50Comments(6)