2011年03月22日

“ゲルマニウム”とは?




今日は、以前に研修で勉強した時に、頻繁に出てきた『ゲルマニウム』を、紹介致します。




〔ゲルマニウムとは〕



1.半導体です
元素記号Ge、原子番号32、原子量72.64、14族に属す元素で金属と非金属の中間に位置する亜金属の半導体です。半導体とは、光や熱などのエネルギーによって反応し、電気を通す導体となったり、通さない絶縁体になる性質をいいます。


2.体温によって反応します
ゲルマニウムは少量のエネルギー(体温)で、反応しますが、シリコン、インジュウム、ガリュウムなどの他の半導体は、高エネルギー(高温、電流、電圧)を必要とし、チタンは太陽光(紫外線)を必要(触媒)とします。また、遠赤外線放射で今話題のトルマリン(電気石)は摩擦熱が高い電気エネルギーを必要とし、常温ではあまり作用されないと言われています。


3.電子が飛び出す独自の性質
ゲルマニウムとはその原子核の回りを32個の電子が、様々な円軌道を描いて周遊し、存在している物質です。32℃以上の温度に接すると導体となり、一番外側の軌道を回る4個の自由価電子の1つがマイナス電子となって飛び出し、また電子を取り込み、増幅・整流するという特性が働きます。この半導体の電子的性質は、トランジスター、ダイオード、太陽電池、合金粒の治療用具や健康アクセサリー等に利用されてきました。


4.無機ゲルマニウムについて
ゲルマニウムには、無機と有機の二種類があります。無機ゲルマニウムは、地球の地殻に希少ながら広く分布する太古の植物が炭化した石炭や硫化物の中に含まれ、火力発電の灰などからも副産物として回収されます。精製すると、やや青みがかった光沢のある灰白色となります。


5.有機ゲルマニウムについて
有機ゲルマニウムは、土中の成分を吸収して育つ植物、特に高麗人参・田七人参・サルノコシカケ・霊芝・菱の実・ニンニク・山豆根・紫根などの漢方薬として重宝されてきた薬用植物に多く含まれています。これらの植物の薬草としての効能にゲルマニウムが大きく関わっていることから、免疫力や自然治癒力の回復・増進、抗酸化効果のみならずガンの予防及び治療効果にも期待されています。


6.安全性が確認されています
1967年に無機を有機に転換させる技術が確立されました。その後、各種試験による高い安全性が認められ、1992年WHOは物質名「有機ゲルマニウム」を正式に登録認知しました。ゲルマニウムには放射性はなく、副作用やアレルギーの心配は全くありません。





※ゲルマニウム!素晴らしいモノなんですね。

市販されている物は、あることぐらいは、知っていましたが、これだけ人体に好影響を起こすモノだとは、全く知りませんでした。

まだまだ、知らないことだらけです。
  


Posted by makishing at 04:29Comments(2)