2011年06月04日

「プレハブを勘違いしていませんか?」




今日は、『やすらぎの住居学、100の発想』(清家清氏著、情報センター出版局)より《28.プレハブを勘違いしていませんか?》を一部抜粋して紹介致します。







プレハブというのは、プレ・ファブリケイテッド・ハウスの略である。プレというのは、前もってという意味で、ファブリケイトというのは、こしらえるとか、つくるという意味だから、プレ・ファブリケイテッド・ハウスというのは、前もって工場でつくられたコンポーネント(部材)を現場に運んで組み立てるシステムの家をいうのである。


神殿の建設は、ソロモンの王の父、ダビデ王以来の懸案であった。ダビデ王はかねてから、資材などを集めて準備をしていたが、息子のソロモン王がその父王の志を継承したわけである。建設費は今の金額にして、5兆円もかかったという。ソロモン王はイスラエルの全土からおよそ3万人を徴募し、奴隷15万人を使役した。旧約聖書『列王紀上巻』には、監督の役人が3300人もいたと記されている。






※実は、この本、病院内の待合室のスペースに置いてありました。

「プレハブ」って、気軽な感じで言っていましたが、完全なる勘違いを、していました。

イスラエルの神殿が、プレハブによる建築だったというのも、驚きます!
  


Posted by makishing at 06:40Comments(0)