2011年06月17日

『じんましん』どうして起こるの?



今日は、ある日たまたま病院で頂いた小冊子『蕁麻疹(じんましん)どんな病気?』(提供:シオノギ製薬、監修:広島大学大学院皮膚科学教授、秀道広先生)より「どうして起こるの?」を、紹介致します。




「どうして起こるの?」


私たちの皮膚の表面には角層(表皮の最外層)があり、外部の刺激物などの侵入からからだを守る役目をしています。角層の下に表皮と真皮がありますが、真皮には蕁麻疹の原因となるヒスタミンなどを蓄えている肥満細胞(マスト細胞とも呼ばれます)が存在します。

肥満細胞が何らかの刺激を受けると、ヒスタミンなどが放出されます。このヒスタミンが皮膚の毛細血管に作用すると、血液成分が血管外へ漏れ出して皮膚にミミズ腫れ、ブツブツ(膨疹)や赤み(紅班)が生じ、また、皮膚に存在する神経に作用してかゆみを生じます。その発生機序には、アレルギー性と非アレルギー性とがあります。






※肥満でなくても、肥満細胞というのがあるのを、初めて知りました。

ヒスタミンが出ないような日頃のケアが必要なんですね。

外的な刺激は、多岐に渡りますから、注意していきたいですね。

“蕁麻疹”について、続編があれば、紹介してまいります。
  


Posted by makishing at 05:53Comments(4)