2011年12月08日

おせち料理について




今日は、先日たまたま入ったファミリーレストランに備え付けてあったチラシより、おせち料理についてです。




◆おせちは「御節供」が略されたもので、節目に神に供える食べ物のこと。



◇田作り・・・片口鰯(かたくちいわし)の幼魚を飴煮にしたもの。田植えの際に肥料にしたところ米が五万俵もとれたので「五万米」「田作り」と言われるようになりました。

◇数の子・・・にしんの腹子です。語呂合わせで二親(にしん)から多くの子供が生まれるようにとの縁起をかつぎ「数の子」と書きます。

◇いくら・・・美しく輝くいくらを豪華な財宝に見立て、豊かな一生を祈るものです。卵の多さから子孫繁栄を願う意味もあります。

◇丹波黒豆煮・・・黒という色は道教では邪除けの色として尊重され、「まめ」は丈夫、健康を意味する言葉。語呂合わせで「まめ」に暮らせるようにとの願いが込められています。





※おせち料理として食卓に並ぶ、数々の食材。

ある程度の意味までは知っていましたが、それを少し踏み込んだ宣伝でした。

しかしながら、もうそんな師走の時期なんだなと、感慨深くなりました。
  


Posted by makishing at 06:42Comments(10)