2012年01月05日

かかる時間は‘相手を思う時間’




今日は、1月1日の日本農業新聞のパイロットの広告が素晴らしかったので、紹介致します。



《万年筆は、時間がかかる。でも、その時間は、相手を思う時間になる。》



メールのように、電車や街角で書くことはできない。
ケータイのように、すぐに声を聞くことはできない。
万年筆は、たしかに、
少し不便で、少し時間のかかる道具です。


椅子に腰かけて、背筋をすっと伸ばす。
その人の顔や声を思い浮かべながら、
書き出しの、最初の言葉を探す。
頭の中で下書きをしながら、
どんな顔で読んでくれるだろうと想像をしながら、
ペン先を動かす。ゆっくり、ゆっくり。


万年筆と一緒に、あなたが手にするのは、
少し立ち止まる時間。
それは同時に、大切な誰かを思う時間。


慌ただしく流れていく日々に、
そんな時間をつくるのも悪くない、と思いませんか。


万年筆は、時間がかかる。そこがいい。






※このあと、続くのが『書く、を支える。パイロット』と、なっていました。

昨年も少し採り上げた種類の内容ですが、これからは慌ただしい中に、いかにして穏やかにスローテンポな時間を過ごしていくか・・・そんなことが、中心にもなりそうな、予感です。

年賀状を手書きで書いたり、この年末年始を、普段と違う時間を過ごして来られた方、少なくないと思います。

今日から仕事始めだという会社も、あると思います。逆に時間をかけて行う仕事も、味わいあるかも、しれないですね。
  


Posted by makishing at 06:41Comments(4)