2012年02月22日

野菜の王様



今日は、親しくしている方から頂いたメールより『野菜の王様』を紹介致します。





 寒さの厳しいこの冬ですが、おいしい食材が豊富なのもこの時期ならでは。冬
のおいしい食材と言うと魚介類がまず思い浮かぶという方も多いかと思われます
が、野菜もやはり旬のものがおいしいですよね。その中でも、最近注目を集めて
いるのがブロッコリーです。


 ブロッコリーには、ガン予防、風邪予防に欠かせないビタミンCがレモンの2
倍、じゃがいもの7倍含まれています。また、近年注目を集めているフィトケミ
カルを多く含みます。フィトケミカルとは植物が自衛のために生み出した成分で
あり、最近話題になっている健康に良い成分、第7の栄養素と言われる成分で
す。ポリフェノールやフラボノイド、リコピン、イソフラボンなどは、すべて
フィトケミカルの仲間。このフィトケミカルがブロッコリーには200種類以上確
認されており、野菜の王様と言われているのです。


 中でも注目したいのは、スルフォラファンという物質です。この物質の働き
は、例えば、痛みを感じる神経が少なく、その機能が低下したり、要治療の状態
になっても自覚症状が出にくいことなどから沈黙の臓器と呼ばれる肝臓をサポー
トします。肝臓の大きな役割である解毒機能、すなわち、発癌物質や有害物質を
体外に排泄する機能を高めるパワーがあるのです。スルフォラファンの解毒効果
が発揮されるには1週間で約200mgの摂取が必要だとされているのですが、ブロッ
コリーには、成熟したもので約1600g(約4株分)、発芽ブロッコリーなら約200gで
摂れるほど豊富にスルフォラファンが含まれているのです。


 ブロッコリーの外葉や茎は、主に食されるつぼみ部分、花蕾に、より栄養素を
多く含んでおり、さらに、若芽であるスプラウトははるかに栄養素が高いと言わ
れます。より良い状態で栄養を取り入れるためには、例えば、ビタミンC、βー
カロテンを含むブロッコリーと、ビタミンEを含む魚介類、植物油、アボカド、
かぼちゃ、豆腐などを一緒に摂ることでガンを予防します。また、ブロッコリー
のビタミンCは牛乳、乳製品、大豆加工品、小魚などカルシウムを含む食材と一
緒に摂ることで歯や骨を形成し骨粗しょう症を予防します。 お忙しい毎日に、
知らず知らずの内に溜まるストレスも多く、体内に活性酸素が溜まってしまうこ
ともあるかと思われます。この活製酸素をそのまま放置させることで、体のサビ
が増殖し胃がんなどになる可能性を高めてしまう前に、バランスを考えた食事の
中に、ブロッコリーも登場させる機会を増やしてみてはいかがでしょう。






※ブロッコリーが、このような凄い野菜だとは、知りませんでした。

ただ、考えておかねばならないのは、ブロッコリーだけを食べていても、健康にはなれない・・・ということですね。
  


Posted by makishing at 06:36Comments(4)