2012年07月10日
風鈴について
今日は、ある方のメルマガより、風鈴について、一部抜粋して紹介致します。
『夏風の通り道に風鈴を置いて』
目に見えない風の存在を音で知らせてくれるような風鈴は、夏の風物詩の代表格です。
風鈴は「風鐸(ふうたく)」と呼ばれた、中国のお寺の軒先に魔除けとして下げられた小さい鐘のようなものがはじまり。ガランガランと鳴り響く風鐸は、物事の吉凶を占うアイテムとしても用いられたそう。日本には仏教とともに伝わり、平安・鎌倉の貴族たちは縁側に下げることで疫病神が家の中に入って来ないよう祈ったという記録が残っています。
風鈴の音色には小川のせせらぎや小鳥のさえずりなど心地よい音と同様の3000ヘルツ以上の高周波音が含まれいます。風に鳴る風鈴の音色を耳にすると、心が休まると同時に元気になるのは、このためでしょうか。
参考:津軽鉄道株式会社、旭観光協会、黄金崎クリスタルパーク、高野山真言宗別格本山おふさ観音、篠原風鈴本舗、江戸風鈴篠原まるよし風鈴、株式会社岩鋳
※あと「引き続き節電が呼びかけられている今年の夏、先人たちの知恵と工夫を上手に取り入れる暮らしが見直されています。たまにはお部屋の窓を開けて室内に風の通り道をつくり、風の音に耳を傾けてみるのもいいかもしれません。」と、書かれていました。
五感の中で、思っている以上に強く感じることが出来るのが、聴覚だと思っています。私は個人的に、風鈴やオルゴールの音が、とても大好きです。
耳から入る‘身体に良い癒し’を、これからもっともっと、楽しみたいと、思います。
Posted by makishing at
06:19
│Comments(0)