2012年08月20日

コロンビアコーヒー協会事務局長にきく




今日は、日本農業新聞8月12日より《コロンビアコーヒー生産者協会、パルド東京事務局長に聞く》を、紹介致します。






コロンビアコーヒー生産者協会(FNC)の日本事務所(東京)が今年、開設50周年を迎えた。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると日本が輸入するコーヒー豆で、同国産はブラジル産に次いで2位。2010年は7万9060トンと全輸入量の2割を占めた。日本向け輸出が成功した要因を、サンディエゴ・パルドFNC東京事務局長に聞いた。

−−日本への輸出が拡大した要因は何ですか。

50年前は25万6000袋(1袋60キロ)だった対日輸出が、現在は年間120万袋(1袋70キロ)。米国に次いで日本は第2位の輸出先となった。

輸出が拡大したのは、消費者と業者に直接働きかけてきたことが要因だ。50年前、日本にコーヒーを飲む習慣が定着しておらず、まずはコーヒー文化の紹介から始めた。当時のFNC会長は「日本は世界一の経済大国になる」と確信。高い輸送費用は、高価な高品質コーヒーを日本向けに輸出することで賄った。日本コカ・コーラと提携し、1994年に開発した「ジョージア・エメラルド・マウンテン」は販売本数日本一を誇るまでになった。

−−日本への新戦略は。

昨年6月にコロンビアのコーヒー栽培風景がユネスコの世界遺産に登録されたのを記念し「ユネスコ文化遺産コーヒー」の販促を始めた。新たな付加価値を持った商品を開発し、消費者の選択肢を増やしていく。

コーヒーはコロンビアの農業生産額の25%を占める。政府とFNCは「コーヒー産業繁栄に向けた協約」を結び、国際競争力を強化している。(聞き手・齋藤花)







※素晴らしい取り組みです。

日本国内で、美味しいコーヒーを楽しむことができるのは、この団体の裏側の努力に象徴されています。

今日も、FNCに感謝しながら「頂きます」します!
  


Posted by makishing at 05:47Comments(2)