2012年08月26日

大阪桐蔭の『影の立役者』



今年も、夏の全国高校野球が、先日幕を閉じました。


終わってみれば、大阪桐蔭が光星学院を破り、史上7校目の春夏連覇を成し遂げました。


主戦の藤浪晋太郎投手の内容は、圧巻でした。打線も、長打やバントなどを駆使した多彩な攻撃でした。


この栄冠をもたらした高校には、縁の下の力持ちがいます。


その一人が、山口聖也さん(3年生)です。


彼は、打撃投手として2年半、大阪桐蔭の打線を支えました。連日100球を越えるボールを投げ続けました。


小学3年で野球を始め、中学では球速130キロを超えるエースになりました。全国大会ベスト8や関西大会では3年間、敵なしでした。


しかし、大阪桐蔭では入学直後から‘制球の良さ’から打撃投手になり、ベンチ入りは、たった一度も叶いませんでした。


本当は、試合に出たい気持ちをおさえ、仲間の活躍を願い、打撃投手を務め上げました。


全国優勝という偉業を下支えする【裏方の選手たち】に、私は「おめでとう」の言葉を、大きな声で贈りたいと思いました。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
  


Posted by makishing at 06:49Comments(2)