2012年10月15日
書き換えカードのしくみとは??
今日は、朝日新聞の記事『DO科学』の《熱で消し、また熱で書くの》をベースに、自分の言葉で書かせて頂きます。
ポイントカードに代表される、書き換え式のカードが、増えました。
ポイントカードをレジで受け取った時、ホカホカしているのは、書き換えの技術として、そのカギが熱にあるからだそうです。初めは透明で熱すると色が出ます。文字の部分だけを熱して印刷するわけです。
冷めたら色が消えてしまうか否かというのは、消える変化には少し時間がかかり、自然に冷めると色が残ったままになるそうです。
もし消す場合は、たっぷりの熱をじわっとかけます。「手を火にかざす」感じに対して「湯につける」感じ。印刷の時にはサッと冷めた為、消えなかった字が、消えます。
ただ、消すにも80度以上の高温が必要です。銀色の面に白い字のタイプが多いですが、銀色は薄いアルミの層で、その上にのっている成分は、普通の温度では透明で、下のアルミ層が透けて銀色に見えています。文字の部分を熱すると、そこだけ成分が白っぽく変わって下のアルミを隠します。
文字が真っ白ならいいが、バックの色が少し透けてクッキリしません。青や黒に印刷すると、熱するとくっつき合って色が出ます。
カードの書き換えの仕組みは、とても面白いことが、わかりました。
(原文の取材協力企業=大日本印刷、三菱製紙、日本自動認識システム協会)
※ポイントカードの書き換えって不思議だなと、心の片隅では思っていましたが、さほど気にはしていませんでした。
メカニズムが、今回わかって、とても良かったです。小学校時代にやった、あぶり出しの原理なのですね。
Posted by makishing at
06:37
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