2012年11月29日

日本ハム社長に聞く



今日は、8月31日読売新聞『新トップに聞く』から、日本ハムの竹添昇氏です。




『海外で存在感高める』


日本ハム 竹添昇氏(63)



社長就任以降、「グループが一枚岩になろう」というメッセージを繰り返して発信している。事業部間の競争意識が強く、意思疎通に壁を作りがちだからだ。

これからは海外で売り上げを伸ばし、存在感を高めないといけない。個別に頑張るのではなく、今まで以上に相乗効果を出さなければ生き残れない。

日本ハムは社名の通り、ハム・ソーセージ事業から始まったが、今は売上高に占める比率は13%台に過ぎない。牛や豚、鶏の3品目をすべて手がける食肉のインテグレーターになった。総菜などの加工食品、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、魚の缶詰など水産物も主要な柱で、「たんぱく質に特化したグローバル多角化企業」と自負している。

国内では、すべての分野でシェア(占有率)拡大を目指す。いろんな料理法や食べ方提案したい。例えば日本人に人気のない赤身肉はもっと売り込める。ユッケや生レバーに代わるアイテム提案も考えたい。

海外では、生活水準の向上で、今後ますます肉類が食べられるようになる。アジアでは中国、タイ、ベトナムで牛肉の消費が増えるだろう。豪州から直接、輸出するなどして対応したい。加工食品でも、豊富な品揃えを生かし、日本ハムを表す「NH」ブランドを浸透させたい。





※食品メーカーの挑戦と苦悩が垣間見える感じがします。

ハム・ソーセージ事業を柱とする企業も、中小企業を入れると沢山あります。

その中から、いかに自社の商品を手に取って買って頂けるかに、なります。

新トップに、これからの御活躍を、期待したいと思います。
  


Posted by makishing at 06:46Comments(4)