2013年01月11日

大阪いらち伝説は、本当か?!



今日は、1月3日朝日新聞の『大阪の実は・・・』から《せかせか早足「いらち」健在!?》を、要約して紹介致します。




▼30年前「最速」研究裏付け 消えた東西差 社会成熟?▲




大阪の人は日本一歩くのが速い−−−。いつの頃から定説になり、裏付ける証拠もあるが、最近はどうも違う気がしてならない。「大阪いらち伝説」は、今もそうなのか。




「列車接近表示器」(列車が前の駅を出たことが分かる)が導入されたのは、全て大阪が最初と言われている。

阪急梅田駅に1967年にできた「ムービングウォーク」(駅構内の動く歩道)について、こんな逸話がある。機械輸入はスウェーデンからだが、動く歩道上をずかずか歩くことは想定していないので、すぐに故障したというのだ。

阪急電鉄広報部に真偽を問い合わせたところ「確かに底面がゴム製から金属製のものに替わっているが、歩くから壊れたのかどうかは記録が見つからない」とのこと。

列車接近表示器を導入した大阪市営地下鉄は「お客様がせっかちだからではなく、利便性向上のため」と、広報担当者。

だか、大阪人のいらちぶりは、1979年に国際交通安全学会で発表された「地域文化特性と運転行動」という学術研究に裏付けられている。

中心になって調査をした、心理学者で大阪大学名誉教授の長山泰久さんが、今のデータを取ってみたところ、淀屋橋は丸の内より歩行速度は、秒速0.08メートル遅い1.37メートル。梅田は有楽町とほぼ同じ1.31メートル。大阪人が特にセカセカしている印象はない。

長山さんにこの結果を知らせると「セカセカしないのは、社会の成熟度の現れだと思いますよ」とのこと。その言葉に救われた。





※独りで歩くと早足になる、牧野眞一です。

私自身、大阪とか関西の人だから、歩く速度が速いとかは、考えたことはないです。

皆様は、どう思いますか?
  


Posted by makishing at 06:12Comments(2)