2013年02月10日

古いカセットコンロに注意!



今日は、2月2日読売新聞より《古いカセットコンロに注意》を、紹介致します。




鍋ものなどに便利なカセットコンロ。だが、兵庫県立生活科学総合センター(神戸市)には、製造から長い年月がたったコンロの部品のゴムが劣化し、ガス漏れを起こしたケースが報告されている。

同センターによると、同県内の60歳代の男性が2009年4月、カセットコンロにボンベをセットして点火したところ、約10センチの高さの炎が上がった。コンロは25年前に購入したものだったという。

このコンロで点火実験を行ったところ、ボンベをセットしてから5秒後に点火すると、ボンベ付近から40センチの炎が上がった。25秒後に点火したら、より大きな炎がコンロを包み込むように激しく燃えた。

このコンロの部品を調べると、ボンベの先端を差し込む部分のゴム製リングが、かなり硬化していたことがわかった。このため、着脱レバーで正しくボンベをセットしても、装着部分に隙間ができ、ガス漏れが発生したとみられる。

カセットコンロの燃料となるLPG(液化ブタンガス)は空気より重く、漏れ出して時間が経過すると、コンロの周囲にたまっていく。この状態で引火すると、ボンベが爆発する恐れもあるという。

同センターの担当者は、長期間使用しているカセットコンロは部品の劣化や変形が起きていることがあると指摘。「ボンベを差し込んだら、点火前にガス漏れの『シュー』という音や、ガス臭をチェックして」と呼びかけ、古くなったコンロはなるべく買い替えるよう勧めている。

また、誤った使用方法が事故につながることもある。コンロを2台並べて調理したり、ボンベの収納部分が隠れるような大きな鉄板を使ったりすると、ボンベが過熱して爆発することがあるので、注意が必要だ。





※やはり「火の用心」です。使い古された、誰もが知る言葉ですが、火を扱う場合、その一瞬一瞬に、細心の注意が必要ですね。

使っていない新品だと思っていても、どれくらい前に購入したか、チェックが必要ですね。
  


Posted by makishing at 06:37Comments(4)