2013年03月13日

グンゼ社長の“クオリティ・オブ・ライフ”



今日は、フジサンケイグループのフリーペーパー『リビング北摂東1616号』の《イチメン》から、要約して紹介致します。




「女性の感性が活きる商品を」

グンゼ 代表取締役社長 児玉和(のどか)さん


“是が非か”“是非を問う”などで使われる“是”とは、正しいという意味。明治29年、京都の何鹿郡(現・綾部市)で、創業者の波多野鶴吉は、製糸業で地元を活性化することが“郡をとるべき道”=郡是(グンゼ)と考え、これを社名としました。

靴下や下着のイメージが強い同社ですが、プラスチックフィルムやタッチパネル、医療用材料の製造、スポーツクラブ運営など、その事業は、多岐にわたります。

代表取締役社長の児玉和さんは、「体内で溶ける手術用縫合糸を、日本で初めて事業化したのは我が社。今年は、医療分野や、スポーツクラブといった、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を高める事業に力を入れたい。これも社会貢献を説いた創業の精神です」と話します。

主力のアパレル事業では、女性の感性を追求。女性社員が輝く職場作りを目指す一方で、女性顧客の声を徹底的にヒアリング。更年期世代向け商品も立ち上げました。

児玉さんは、鹿児島県出身の九州男児。結婚当初の亭主関白と違い、アメリカ赴任で考えが一変。家族の大切さと、“クオリティ・オブ・ライフ”の重要性を学んだのです。奥さんとの円満の秘訣は「何事も、女性7割、男性3割の意識。それで世の中うまくいくと悟りましたね(笑)。」





※グンゼの‘ゼ’は「是か非か」の‘是’だったのですね!

上質な生活と、女性が輝き、そして感性を伸ばす思考は、素晴らしいです。
  


Posted by makishing at 06:11Comments(2)