2013年05月09日

ディズニーのバイトの思いやりが奇跡を起こした!


今日は、以前に衝動買いした本『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』(著者:福島文二郎、発行所:株式会社中経出版)から、必読のエピソード《キャストのホスピタリティ・マインドが奇跡を起こした!》を紹介致します。





ある日、ホーンテッドマンションに来られた女性ゲスト(お客様)から、「館内でコンタクトレンズを落とした」と告げられました。

館内は薄暗く、しかも乗り物が動いているので、すぐには探せません。そこで、「閉園後に探して、結果は後日お知らせします」ということで了解を得ました。

さて閉園後。といっても、1時間後にはナイトカストーディアル(夜の清掃担当者)のキャストが清掃に来るので、探す時間はそれまでになります。

私が、このことをキャスト(ディズニーのアルバイト)に話すと、「一緒に探しましょう」と、20名くらいのキャストが残って探してくれました。

しかし、探すのは、無色透明で、目に入れても痛くないほどの大きさです。結局、見つかりませんでした。「しようがないね。あきらめよう」と私が言うと、キャストの1人が、「ナイトカストーディアルの人に頼んで、もう一度探しましょうよ」と言うのです。

そこで、ナイトカストーディアルのキャストにわけを話すと、彼らも、「わかりました。じゃあ、私たちも一緒に探しますよ」と言ってくれました。

私は、「すごいところで自分は仕事をしてるんだな」と感激させられてしまいました。

2つの部署のキャスト合同による、夜のお化け屋敷大探索が始まりました。その結果、なんと、無色透明の小さなコンタクトレンズが見つかったのです。

ゲストを思いやって、自ら進んで協力を申し出、力を合わせたキャストのあったかいハートが、奇跡を起こしました。





※素晴らしい実話です。

ディズニーランドは“夢の楽園”です。

そこで働く方々は、心の優しい“夢を振り撒く方々”でした。
  


Posted by makishing at 07:12Comments(2)