2013年05月20日

イオン、管理職の半数を女性に



今日は、朝日新聞デジタルより『イオン、管理職の半数を女性に 2020年めど引き上げ』を紹介致します。





小売り大手のイオンは(5月)16日、グループ全体の管理職に占める女性の割合を、現在の7%から2020年までに50%へ引き上げる方針を明らかにした。国内の大手企業では、女性を積極的に登用する資生堂でも約26%にとどまっており、半数を女性管理職にするのは異例だ。

女性が結婚や出産をしても働き続けやすいように勤務条件などを見直すという。岡田元也社長が、千葉市内で開いた株主総会で表明した。イオンの女性正社員は約2万8千人で、グループ全体の38%を占めるが、そのうち課長級以上は約600人にとどまる。

岡田社長は、毎年男性とほぼ同じ数の女性を採用しているのに結婚や出産を機にやめる女性が多いとしたうえで、「採用や育成の面で非効率で、生産性を低下させる大きな要因だ。転勤や勤務パターンについて、あまりにも配慮がなさ過ぎた」と述べた。能力のある女性が働き続け、管理職に多く登用できるようになれば、グループ全体の力も強くなるとみている。





※イオンの取り組みの凄さを、私は感じました。

「毎年、男性と同じ数の女性を採用している」という部分は、ややもするとスルーしてしまいそうですが、そこ自体が素晴らしいことと思います。

男性と女性を平等にするような法律・運動・働きかけは、これまでにも様々な時期・場所で、展開されていましたが、より具体的に着手していこうとするイオンに、頭が下がります。
  


Posted by makishing at 05:58Comments(2)