2013年09月05日

いじめは重大な人権侵害行為


今日は、とある中学校のPTA発信の保護者向けメルマガから、いじめについての記述です。





いじめは「児童生徒に対して、一定の人的関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネット等を通じて行われるものを含む。)であって、その行為をされた児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」とされています。

 いじめであるかどうかは、いじめを行った側が決めるものではありません。いじめを受けた人が苦痛を感じたと判断される場合がいじめです。「いたずら」や「からかい」「ちょっかい」も受けた本人が苦痛を感じていると判断すればいじめです。

 いじめは、重大な人権侵害行為です。新聞やテレビ等で報道されているように、いじめによって、命が奪われることもあります。学校に行けなくる生徒もいます。心ない言葉や行動が、他の人の人生を、その人の家族の人生を大きく変えてしまうことがあるのです。

本年6月28日に「いじめ防止対策推進法」が公布されました。この法律は、いじめが、いじめを受けた人の教育を受ける権利を大きく侵害し、心と体の成長や人格(人間性)をつくっていく上で重大な影響を与えるだけでなく、命や体に重大な危険を与えるおそれがあるものであることから、いじめを防ぐための対策をすすめるために制定されたものです。

 生徒たちには、「自分自身が『されたらいや』と思うことは、相手も同様に『いや』なことです。『自分がされたらどう思い、どう感じるか』をいつも考えて行動してください。」と指導しています。ご家庭でも学校同様にご指導していただきますようよろしくお願いいたします。





※この世から、無くなってほしい物事の中に、いじめがあります。

自身がされたら気分を害する可能性があることは、一切しては、いけません。

生きている人一人一人が、明るく楽しく朗らかで穏やかな、そんな世の中が素敵です。
  


Posted by makishing at 04:45Comments(4)