2013年10月03日

子供世代別の‘絵本との付き合わせ方’


今日は、郵便局に置いてあった冊子『絵本の本棚』(クレヨンハウスのブッククラブ)の中に、世代別で、絵本とどう付き合わせていけばいいか、ワンポイントで載っていましたので、紹介致します。





・あかちゃん→あかちゃんが来てくれた!絵本をイッパイ読んで、おかあさんとおとうさんの声をしっかり聞かせよう!あかちゃんが安心します。だって、親の声が大好きだからね!



・1〜2歳→「こんなにちいさいのに絵本がわかる!」と感動する声がとどきます。ことばのもつ、心地よい響きやリズムに、強い関心をみせはじめます。目と耳を、たのしませてください。



・2〜3歳→ふとしたときに、絵本のことばが出てきたりして、びっくりすることが増えてきます。「あらゆる感性の基礎が、この時期につくられる」と知れば、納得ですね。



・3〜4歳→教育者モンテッソーリは「完全な意識と記憶がはじまる時期」と言いました。日常の生活と、絵本の世界が理解できるようになって、絵本の重要性を実感されるはずです。



・4〜5歳→周囲では塾やおけいこごとに関心がたかまってきますが、教育者シュタイナーは「知的な教育を早くはじめてはいけない」と厳しく戒めています。知育より情操を、ですね。



・5〜6歳→「幼児の頃のあそびの結果は20代になってはじめて現れる」とシュタイナーは言っています。たくさん絵本を読んだ経験が、すてきな人間力を育むんですね。



・1年生→想像力や空想力は、急には育ちません。メルヘンの世界を、本によってしっかり培ってはじめて自分のものとなっていくんですね。



・2年生→読書力がある。読解力がある。集中力がある。そんな力が目立ちはじめるのは、ちいさなときから本を読んであげた成果です。これからも、もっと育ててあげたいですね。



・3年生→「からだが疲れるまで飽きずに落ち着いてあそぶ子は幸せに育つ」フレーベルが言ったことばです。読書は、いつの間にか、考える力をつけていたんですね。



・4年生→ひとりで、どんどん本を読んでいきます。おとなも同じ本を読んで、話をしてみてください。そんな経験が、知的な好奇心を深めます。自信をつける効果もあるはずです。



・5年生→子どもがしっかりしてきたことに驚く時期です。一冊の本を仲立ちにして、コミュニケーション不足を補うことも大切です。子どもの本のおもしろさをおとなが知る機会でもあります。



・6年生→「人間は精神的な進化を遂げるために生まれてきた」と言ったシュタイナーのことばを、子ども自身が実感する時期です。「いま読んでおきたい」本を、手にとらせてください。





※私の子供たちは、もう大きいです。

「こんな感じだったかな〜」と、思わせてくれるような、柔らかくて優しい文章です。
  


Posted by makishing at 05:26Comments(0)