2014年04月27日
アイデアに詰まったときにやるべき3つの秘訣とは?
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガからです。
中国の言葉で「三上(さんじょう)」という言葉があります。
三上とは、「馬上」「枕上」「厠上」の3つのことをさします。
これは、その昔、約1000年ほど前の時代に、欧陽脩という学者が言った言葉だそうです。
彼は、文章を書くとき、アイデアを練るときには、この三上でなければならないと書き残しています。
"馬上とは、馬に乗っているとき"
"枕上とは、寝る前"
"厠上とは、トイレに行っているとき"
この中では唯一"馬上"だけが今はあまり身近ではないですが、現代風に言えば、自転車や車に乗っているときのことを指すと思います。
実は、なぜこれら3つがアイデアを練るためにオススメされているのかは脳科学で解説できるのです。
脳にはいくつかの周波数の状態があると言われています。
その周波数の中では、インスピレーションが沸きやすかったり、前向きになりやすい周波数もあれば、一方で、イライラしたり、緊張状態でアイデアなんてとても生まれないような周波数もあります。
このインスピレーションが沸きやすい周波数のことをシータ波と呼びます。
どうすれば、シータ波状態になるかというと「リラックス」と「空間移動」がカギとなります。
「リラックス」したり、「空間移動」しているときにアイデア、インスピレーションが沸きやすいということなんです。
逆を言えば、リラックスできていないとき、たとえば、「どうしよう、どうしよう」「大変!」などと感じているときや、考え事ばかりしていて、左脳が強く働いているときには脳の周波数がシータ波ではないので、アイデア、インスピレーションが出てこないのです。
だからこそ、アイデアが必要なときほど、「ホッとできる」何かをすることが大切なんですね。
この部分が、冒頭でご紹介したアイデアを生むための「三上(さんじょう)」の根拠になります。
実際に、お風呂やトイレでアイデアを思いつく、あるいは、寝る直前に思いつくということを聞いたことがあるかと思います。
それらはすべて、安心できる環境・状況だからであり、脳の周波数がシータ波状態になっているからなんですね。
もし、アイデアが必要なときには、前提として関連する情報を大量にインプットした上で無理やり考え出そうとするのではなく、トイレやお風呂などリラックスできる場所にいってみたり、ただなんとなく散歩してみたり、ジョギングをしてみたり、寝る直前にインスピレーションが浮かんでもいいように枕元にノートを置いておくことをおススメします。
よかったら、試してみてくださいね。
※「なるほど!」と、思いました。
皆様は、如何でしたか!
Posted by makishing at
06:31
│Comments(2)