2014年08月09日

スポーツの達人に学ぶ、読書をすることの重要性とは?


今日は、いつも楽しく読ませて頂いている、メルマガからです。





先日、格闘技・スポーツの達人の言葉でとても勉強になるものがあったので紹介させていただきます。


アレクサンドル・カレリンという方をご存知でしょうか?

レスリングの世界で伝説的な人物です。

国際大会で13年間無敗。

大会76連勝の記録を持つ。

その間に、世界選手権9連覇、ヨーロッパ選手権10連覇を記録。


オリンピックも、ソウル、バルセロナ、アトランタと3連覇を果たしており、日本でも、「霊長類最強の男」の異名で知られています。


大会という真剣勝負の中、勝って勝って勝ち続けたカレリンは、「レスリングで強くなるためにはどうすればいいのか?」

と質問されたときに、こう答えたそうです。


「読書をしろ」


え?読書!?


何故?


私と同じように疑問を持った方もいらっしゃると思います。


その理由をカレリンはこう語ったそうです。


「レスリングでは同じ状況は二度と起こらない。

その二度と起こらない固有の現状を正確に把握するには、あらかじめ自分の中にボキャブラリーが必要であり、したがって読書をしなければならない」


また、キックボクシングをはじめとした格闘技の分野で世界チャンピオン8名、日本チャンピオン20名を育てた名トレーナーである須田達史さんは、

世界チャンピオンになるような人の特徴で、こんなことを言っていました。


『世界チャンピオンになるような人は、分析力が他の選手より遥かに優れているんです。

だから、相手の弱点も見えるし、戦略・戦術も立てられるんです。

もちろん、セコンド、トレーナーのチームでも立てていますが、本人も知っています。

だから、試合中にどんなハプニングが起きても、違う状況が起きても分析できてるから、また戻せるんです。

分析できていない人はそのまま負けの流れを変えることができず、負けるんです。』


カレリンにしても、須田さんにしても
「分析すること」の重要性を説いています。


そして、カレリンは分析するためにはボキャブラリーの数が重要だと言っています。


勝負に勝つためには、大量インプットすることが大切。


これはビジネスで言い換えれば、

営業の場面、交渉の場面などで勝つためには、

(正確に言うと、相手に最大限の価値を提供するためには)

大量インプットが大前提だということだと思いました。

今回は、主にビジネス面での話になりますが、それ以外の場面でも咄嗟の判断を決めるのは、自身の持つボキャブラリーの数だと思います。

(もちろん、知識だけではなく、 経験することが重要ですが)

ぜひ、より良い選択をするために

大量インプットを行うこと、

そしてそのために読書をすることをオススメしたいと思います。

最期まで読んでいただき
ありがとうございました。





※カレリン選手の言う、強くなるための「読書の奨め」は、ものすごく意外でした。

ボキャブラリーの数を増やして、分析力を上げていきたいと思います。
  


Posted by makishing at 07:46Comments(0)