2015年03月11日

損した時は2倍がっかり


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガより「損した時は2倍がっかり」を紹介致します。





「損した時は2倍がっかり」



先日の日経産業新聞の「実践コミュニケーション改革」より。
「期待値をあげないのが得策」というお話。


ある朝、部長に呼ばれて会議室に行くと「おめでとう。課長に昇進だ。」
あなたは、大喜び。
でも、ランチから戻ると部長から「ごめん。ちょっとしたミスがあってさっきの昇格は
間違いだった」と言われた。
「えー!ひどい」とあなたは呆然。サラリーマンなら遭遇したくないシーン。
ここであなたの気持ちの動きを考える。
「課長に昇進」で心がうれしさのあまり10メートルほど飛び上がったとする。
そこで「やっぱり昇進はなし」と言われた。
落ち込んだあなたの心も10メートル落下する。ただ、どこまで落ちるかが問題。
元の位置なのか、それより上なのか、下なのか。
専門家の研究によると、「得した時の2倍損した時の悲しみは大きい」という法則を見出したという。プロスペクト理論と呼ばれるもの。
コミュニケーション上手な人は期待値を上げない。
上記のように、期待値が上がると得したような気分になるが、結果がダメだと損として2倍がっかりされるからという。

このあと、エコノミストの景況予想の話になるのですが、私も、銀行員時代、確実に案件として成立するまで、かなりギリギリまで上司には6掛けぐらいの報告をしていたような記憶があります。
ヌルい案件はあるが、「上積みの数字と思っていて下さい。」と言っておいてから、実際に数字が上がると、上司としたら、期待していなかった数字が積み上がる。
逆だと、特に期末近くに案件が流れると、「この期に及んで、どう穴埋めするんだ」とたいへんなことになります。


私は、ビビリだったので、慎重に報告をしていただけなのですが、このような法則、理論があったとは、知りませんでした。

面白いですね。





※このような経験、大なり小なりしたこと、ありませんか?

全ては“確認不足”から起こってしまったことですね。

まずは『損させない』そして『2倍がっかりさせない』ことですね。
  


Posted by makishing at 07:08Comments(0)