2015年04月02日
「水星のメッセンジャー」
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから「水星のメッセンジャー」を紹介致します。
1. 謎の惑星
水星は謎の惑星と言われているようです。
これまで、水星に向かった探査機は2機のみ。
1975年のマリナー10号と2011年のメッセンジャー。
金星(50機以上)や火星(40機以上)への探査機に比べて、
速度の調節が難しいんだとか。
水星の周回軌道に乗ったメッセンジャーは
減速スイングバイという方法を6回も使って秒速15万キロメートル以上減速したようですよ。
打ち上げが2004年、水星の周回軌道が2011年。
およそ7年かかっています。
水星に向かうのは難しいようです。
2. 探査機
打ち上げられた2機の探査機は、どちらもアメリカのNASAから。
私が小さい頃の教科書には、半月のような水星が載ってました。
マリナー10号が水星表面の40%程度しか撮影できなかったからのようです。
メッセンジャーが水星軌道に投入されて、
多くの写真やデータが送られてくるようになって、
今では水星の全体を写真で見ることができるようになっています。
同時に、送られてきたデータの中に、磁場の存在を表すものがあって、
さらなる謎が生まれてきたようです。
3. 謎は解明されるもの
水星の謎は、水星に行って調査したらある程度わかるでしょう。
水星に降りることができなくても、近くまで行けばある程度わかるでしょう。
3機目の水星探査機「ベピコロンボ」が2016年に打ち上げ予定です。
日欧の合作で、主に磁場の調査を行なうようです。
この探査機が見つけた謎は、その次の探査機が調査に向かうでしょう。
興味(と資金)が尽きない限り、
その足が止まることはないのでしょうね。
どこへ向かうか決めていて、
そこへ向かう力があれば、
だんだん近づいていけるものなのかな。
※如何でしたでしょうか!?
宇宙ネタは、素敵ですね!
今後の水星関連ニュースを、注目していきましょう。
Posted by makishing at
07:04
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