2015年04月06日

シニア消費、更なる拡大!


今日は、日経MJ1月12日(月)の分析・ヒット欄より【日用品:大人用おむつ首位】を紹介致します。





日用品分野では、高齢化の進展により介護やオーラルケア関連の商品に引き続き注目が集まっている。

1位と2位は昨年と同じく「大人用紙おむつ・ライナー」(73ポイント)と「入れ歯関連商品」(52ポイント)だった。シニア消費がさらに拡大するとみるバイヤーが大勢を占めている。ユニ・チャームの調べでは、13年度の大人用紙おむつ市場は約1700億円で前年度比5%程度伸びたという。

3位は同率で「歯磨き・歯ブラシ」と「マスク」(いずれも46ポイント)だった。

歯磨き・歯ブラシではサンスターが舌の汚れを取り除く舌ブラシを投入した。介護施設ではスタッフが入所者の口内を磨く事があり、介助者が使いやすいようにブラシの角度を調整した。

マスクでは王子ホールディングス傘下の王子ネピアが家庭用マスクを初めて手がけ、昨年9月に「ネピア鼻セレブマスク」を発売。形状記憶機能を備えた独自素材を採用し、形崩れを防いだ。女性の取り込みを狙う。

5位は「デンタルリンス」(41ポイント)。50代以上の中高年が主な客層だったが、ライオンは就寝前に使う商品を投入し、20〜30代の若者の需要を取り込んでいる。

バイヤーの回答を見ると、日用品はドラッグストアやネット通販との競争を懸念する指摘が相次いだ。消費者の節約志向が続くなか、15年は日用品分野での価格競争が一段と激しくなりそうだ。





※シニア向けの商品が、しのぎを削っています。

購入者層の分析をした時、女性や若者だったりするのも、とても面白いと思います。

市場は生き物でありナマモノなことが、わかります。
  


Posted by makishing at 07:18Comments(0)