2015年05月16日

「同じ言葉を話す」


今日は、いつも楽しく拝読させて頂いているメルマガから「同じ言葉を話す」について紹介致します。





1. 振り込め詐欺


4月12日付け読売新聞朝刊のコラム「編集手帳」に
振り込み詐欺の被害件数は東京都が最も多いと掲載されていました。

少し古いですが、内閣府のサイトに
2008年国民生活白書というデータがありました。
Http://www.caa.go.jp/seikatsu/whitepaper/h20/01_honpen/html/08sh020103.html

東京都の1000人当たりの認知件数は0.35件ほどで最も多く、
鹿児島県が0.06件ほどで最も少ないようです。

東京都は鹿児島県の6倍の被害が発生しているということですね。


鹿児島県の被害件数が少ない理由を読売新聞では、
鹿児島弁が難しいからではないか?
と推測しています。




2. 日本語を話すだけで


アメリカを旅行した時、
日本語で話しかけてくる現地の人と、愛想良く話をしてました。
ぜんぜん知らない人です。

そしたら、同行者から
「あんまり信用しすぎるのは危ないよ」
って注意されました。

自分自身の危機感のなさを反省したりしましたが、
不思議ですよね。

同じ言葉を話すだけで信用できる人と判断していたのです。

海外旅行をするとき、こんな風に感じたことはないですか?




3. 共通点を探す


同じ言葉を話すだけで、距離感が縮まるのでしょうか。

特に、周囲にその言葉を話す人がいない状況では、
仲間意識が芽生えるように思います。


よくよく考えると、XX県人会とか聞いたことがありますし、
「ふるさとの訛なつかし〜」という詩も詠まれています。


お客様が沖縄の人なら、沖縄弁で。
東北の人なら、東北の言葉で。
海外の人なら、その国の言葉で。

話しかけたら、少し距離が縮まるかもしれません。


ペラペラ話せなくても大丈夫。
海外でたどたどしい日本語を耳にしたときを思い出してください。

一生懸命聞いてあげようと思うはずです。





※「なるほど」と思われた方も、少なくないと思います。

共通点探索は、してしまいますね。
  


Posted by makishing at 08:30Comments(0)