2018年01月26日

おままごとをリアルにした商品


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【おままごとをリアルにした商品】を紹介致します。





【おままごとをリアルにした商品】



「玩具と言えば遊ぶだけのもの」というイメージが従来ありました。


が、これに「食べる」を組み合わせてクッキングトイという新しいジャンルが生まれました。


今日は、そのクッキングトイが流行する先駆けとなった商品をお伝えしたいと思います。


その商品とは、バンダイから発売されている「のりまきっきー」というものです。


子供でもキレイに簡単に、のり巻き寿司が作れる料理器具ではないクッキングトイ(おもちゃ)です。


本体の中にご飯と具をセットしてハンドルを回すと、、、筒状のロールが綺麗にご飯と具をまとめてくれます。


その後、のりをセットしてさらにハンドルを回すとのり巻きが完成。


のりまきっきーを使って、のり巻きを作る様子は、有名な某ユーチューバーも投稿しています。


動きにご関心がある方は、youtubeで「のりまきっきー」を検索してください。


具を変えるだけで、納豆巻きやかっぱ巻きも簡単に作れるこの玩具は、親子のコミュニケーションツールとして使えると評判になりました。


そのため、発売後、1年で15万個も売り上げるヒット商品になりました。


バンダイでは、もともと「こなぷん」という食品サンプルを作るおもちゃがありました。


そのこなぷんを見た社員の中から「本当に食べれるものがあれば面白いのでは?」という声があり、料理を作れる玩具が企画されました。


さらに、「子供はのり巻きさえあればなんでも食べる」といった声や「手巻き寿司だと盛り上がる」といった声を聞き、のり巻き寿司を玩具で作ることを考えました。


この商品をきっかけにおままごとをリアルにするクッキングトイが広がるようになりました。


組み合わせ(玩具+食べる)によって新しいアイデア・ジャンルが生み出された成功事例だと思います。





※ありそうで無かった、これまでの商品でした。

昔の記憶で、確か『ママレンジ』という、ホットケーキが作れるおもちゃがあったように思いますが、今は無いようです。

もしも、このクッキングトイという分野自体が、今の時代にマッチしてロングセラーを何年も続くことが確立したとしたら、バンダイは素晴らしい功績を創ったことになります。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
  


Posted by makishing at 07:43Comments(2)